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米カンファレンスで発見、IoT・セキュリティのスタートアップ2社に迫る
2018.11.26

シリコンバレー通信第2回

米カンファレンスで発見、IoT・セキュリティのスタートアップ2社に迫る

著者 小室 智昭

 アメリカ・シリコンバレーにおける最新のIT動向を紹介する「シリコンバレー通信」。第1回目では、10月に開催されたカンファレンス「Finovate」「Money 20/20」に出展していたFinTech関連のスタートアップ企業4社を紹介しました。

 第2回目ではその続編として、「Money 20/20」に出展していた、IIoT(インダストリアルIoT、産業分野におけるIoTのこと)とセキュリティに関するスタートアップ企業2社を取り上げます。

 

海洋データのGoogle Mapsを目指すSpoondrift Technologies社

「海洋データのGoogle Mapsになる!」と力強く話をしてくれたのは、Spoondrift Technologies社(以降、Spoondrift社)のCEO&Co-FounderのTim Janssenさん。Spoondrift社は海洋データを集めるために海に浮かべるSpotter(センサーデバイス)の販売とSpotterから送られてきたデータをビッグデータ分析し、分析結果を提供しているスタートアップだ。

 海に浮かべるSpotterは縦横が42cmずつの5角形で高さが31cm。バスケットボールの二倍くらいの大きさだろうか。Spotterには4枚の太陽光パネルが配置されていて、内部には3Dセンサー、GPS、温度センサーが内臓され、海水温以外に波の状態や海流に関してデータ分析できるようになっている。

 SpotterとSpoondrift社の分析エンジンがあるAWSまでは衛星通信を使って30分ごとにデータを送っている。Timさん曰く、太平洋をカバーするには200個のセンサーデバイスが必要で、全ての海域をカバーするには3,000個のセンサーデバイスが必要だそうだ。

 気になるのはセンサーデバイスを置くための許可。各国によって規制は違うが領海の外では何の規制も受けないが、領海内では規制が各国で規制があるかもしれない。しかし、そこはSpoondrift社の責任範囲ではない。なぜならば、… 続きを読む… 続きを読む

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小室 智昭

小室 智昭

大手通信会社でBox社などのシリコンバレーのスタートアップとの協業を推進する傍ら、シリコンバレーなどの北米の尖ったサービス、製品を日本に紹介している。

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