AIが金融の世界を大きく変えつつある中、AIを使って「不動産投資」を行う会社が登場しました。

 ニューヨークに拠点を置く「スカイラインAI」は、四人のイスラエル人起業家が設立したスタートアップ企業です。同社は、AIを使って「掘り出し物」の不動産物件を発掘、実際に投資して高いパフォーマンスを挙げています。同社は2017年に設立したばかりですが、世界最大のベンチャーキャピタルの米セコイアキャピタルも巨額の投資をしています。

 今回は不動産投資の世界のゲームチェンジャーになる可能性を秘めたスカイラインAIを紹介します。

 

「起業して売る」が当たり前のイスラエルで誕生

 スカイラインAIは、ガイ・ジッポリ氏、イリ・アミラブ氏、アミール・ライターズドーフ氏、オール・ヒルチ氏の四人のイスラエル人起業家が立ち上げたスタートアップ企業です。

 幼くしてプログラミングを学んだというジッポリ氏は、16歳の時に初めて会社を立ち上げ、スカイラインAIを立ち上げるまでに複数のテック系企業を立ち上げています。いずれの会社も、アメリカの上場企業に買収されたといいます。余談ですが、イスラエルでは会社を立ち上げ、早期に欧米の企業に売却してキャピタルゲイン(資産を売却して得た売買差益)を得るビジネスモデルが一般的になっています。

 ジッポリ氏は、スカイラインAIを「次世代AIを使った不動産投資マネジメント企業」と呼んでおり、投資対象となる不動産物件の発掘にAIを活用しています。いうなればAIに不動産投資の「掘り出し物」を発掘させ、インカムゲイン(家賃収入などによる利益)やキャピタルゲインなどのリターンを得ているのです。

 

AIはどうやって「掘り出し物」を見つける?

 では、スカイラインAIは、実際にどうやってAIで「掘り出し物」を見つけるのでしょうか。同社は… 続きを読む

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前田 健二

前田 健二

フリーランス

東京都出身。2001年より経営コンサルタントの活動を開始し、新規事業立上げ、ネットマーケティングのコンサルティングを行っている。アメリカのIT、3Dプリンター、ロボット、ドローン、医療、飲食などのベンチャー・ニュービジネス事情に詳しく、現地の人脈・ネットワークから情報を収集している。

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