2018.06.12 Tue

 パソコンやスマートフォン、タブレットといったデジタル端末は、現代において仕事でもプライベートでも不可欠な存在である。しかし裏を返せば、こうしたデジタル端末に重要な情報が集約されていることになる。つまり、悪意のある第三者が、いまこのタイミングも、端末に残された重要な情報を狙っている可能性は否定できない。

 もちろん、セキュリティ対策を正しく行っていれば、情報はそう簡単に流出しない。だが、中にはうっかりミスでセキュリティ対策が機能しておらず、まるで情報が盗まれるのを待っているかのような状態で放置されているケースもある。これでは端末の中に隠している大切な情報が、世界中に“ダダ漏れ”してしまっているのと同じである。

 自ら情報の流出を晒してしまうような“ダダ漏れ”のセキュリティ対策とはどういうものか? そして、自分の大事な情報を、悪意のある第三者から守るためには、どのようにすれば良いのだろうか?

 

【ダダ漏れその1】通信機器のパスワードが初期状態のまま

 “情報ダダ漏れ”の原因の1つが、パスワードである。

 パソコンやスマートフォンを立ち上げた際に、ロック画面を設定している人は多いだろう。こうしておけば、パスワードを入力しないと先へ進めないため、たとえ端末自体が盗難にあったとしても、ロックが簡単に解除されることはない。

 ただし、本項でいうパスワードとは、ロック画面のパスワードではない。ルーターやモデム、Webカメラ(ネットワークカメラ)といった、通信機器のパスワードが、ダダ漏れの原因となるのだ。

 たとえば、Webカメラの例で考えてみよう。遠隔地の様子が確認できるWebカメラは、企業では防犯や会議のため、家庭ではペットや赤ちゃんの様子を見るためのツールとして、広く利用されている。しかし、パスワードが設定できることを知らない人は、パスワードをデフォルト(初期状態)のままで利用してしまいがちである。デフォルトのパスワードは「admin」など推測されやすいものが多く、これを悪意のある第三者が利用することで、Webカメラが撮影した映像を盗み見られてしまう恐れがある。

 これはルーターやモデムも同じだ。第三者がデフォルトのパスワードでネットワークに入り込み、通信の内容を傍受して、その情報を悪用する恐れがある。

 対策自体は簡単で、… 続きを読む

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Bizコンパス編集部

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