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部下のストレスの原因は、ほとんどが「上司」である
2018.05.20

アンケートから読み解くビジネスの課題

部下のストレスの原因は、ほとんどが「上司」である

著者 地蔵 重樹

 ビジネスの現場には、仕事をマネジメントする「上司」と、その指示に従って仕事をする「部下」という関係性が存在します。しかし、この「上司⇔部下」という構造が、部下側のストレスの原因となっているかもしれません。

 江崎グリコ、チューリッヒ生命、マイナビ転職の3社が、「会社員のストレス」に関するアンケート調査を実施したところ、「同僚」に対してストレスを抱く人が多く、中でも「上司」に対するストレスが非常に高い結果となりました。

 なぜ、ビジネスパーソンは上司からストレスを感じるのでしょうか? そして、どんな所にストレスを感じるのでしょうか? 3社のアンケート結果から読み解きます。

 

飲み会の幹事はストレスになる

 チューリッヒ生命が行ったアンケート調査によると、勤務先でのストレスについて、「非常にストレスを感じている」と回答した人が男性は25.4%、女性は31.6%でした。これに「ややストレスを感じている」と回答した人を合わせると、男性は72.6%、女性は75.6%と、どちらも7割以上が職場でストレスを感じていることが分かります。

 ここでいうストレスとは、何に対するストレスなのでしょうか。江崎グリコが新入社員に行ったアンケート調査では、「飲み会の幹事役」を任されることへのストレスを感じている人が73.4%で、「歓送迎会の準備が大変なとき」にストレスを感じている人が72.8%と、非常に高い数値となりました。

 しかも、せっかくストレス発散に飲みに行っても、新入社員では「居酒屋で会社の人と鉢合わせしたとき」にストレスを感じる人が50.5%と、約半分という結果になりました。

 以上の結果から、会社員の多くが職場にストレスを感じているだけでなく、会社の外でも会社の人と過ごすことがストレスになっていることが見えてきます。

 

嫌なクライアントよりも、嫌な上司と飲みに行く方が嫌

 今回のアンケート結果では、ストレスの最も大きな原因に「上司」があることが判明しました。

 チューリッヒ生命のアンケート結果では、ストレスの原因として最も多く回答されたのが「上司との人間関係」で39.7%と約4割でした。2位は「仕事の量が多い」、「給与や福利厚生などの待遇面」でいずれも28.8%となっており、10ポイント以上も差がついています。

 一方、マイナビ転職が20~30代の男女に行ったアンケート調査では、「職場に嫌いな上司がいますか?(いましたか?)」との質問に対し、… 続きを読む… 続きを読む

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地蔵 重樹

地蔵 重樹

フリーライター

ニュースサイトやオウンドメディアなどのWebコンテンツや、書籍のライティングを行う。著書に『〈アウトライン記述法〉でA4一枚の文書がサクサクつくれる本』(日本実業出版社)などがある。

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