2018.04.22 Sun

 支払いをクレジットカードや電子マネーなどで行う「キャッシュレス決済」が増加しています。野村総合研究所の調べによれば、全支出に占めるキャッシュレス決済の比率は、2007年の13.6%から、2016年には19.8%と6.2ポイント上昇しています。

 最近では「割り勘」もキャッシュレスでできるサービスも登場し始めています。それが、「LINE Pay」などをはじめとする「個人間送金アプリ」です。飲み会などで使われることが多いことから「割り勘アプリ」とも呼ばれています。

 実はこの個人間送金アプリ、サービスによって送金方法が異なります。そのため、知らずに使うと「振り込まれたお金が現金化できない」「取引がキャンセルされてしまった」といったトラブルも起きかねません。

 個人間送金アプリには、どのような種類のものがあるのでしょうか? そして、どう使うのが便利なのでしょうか?

 

サービスの違いは法律にあり

 そもそも個人間送金アプリとは、銀行などの金融機関を通すことなく、スマートフォンを通じて家族や友人に送金ができるツールのことを指します。

 たとえば友人と2人で食事に行った際に、片方がまとめてクレジットカードで支払いを済ませた場合、もう1人は自分の飲食分を現金で渡す必要があります。こういった場面でも、このアプリがあれば、自分の飲食代をアプリ経由で友人に送金できます。さらに、親が遠くに住む子供に仕送りするような場面でも、わざわざ銀行まで行かず、手元のスマートフォンで瞬時に送金できます。

 現在、個人間送金アプリとしてはいくつかのサービスが提供されていますが、特に有名なのが「LINE Pay」「Kyash」「Paymo」の3つです。いずれもサービスの説明として「割り勘ができる」点が謳われています。

 しかし、アプリのうち、本当に個人同士でお金をやり取りしているサービスは、LINE Payだけです。Kyashは、お金そのものではなく「ポイント」をやり取りする仕組みを採用しており、Paymoは「決済代行」、つまり相手への支払いをPaymoが代行するという方法をとっています。

 なぜ、サービスによってこのような違いがあるのでしょうか? その理由は、… 続きを読む

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小山田 明人

小山田 明人

株式会社ネクストアド代表取締役

1982年生まれ。神奈川県横浜市出身。「食えるライターを育てる」をビジョンンに掲げライティングチームを結成、ビジネス、ITを中心に様々なコンテンツに記事を寄稿。自身でもスクールキャッチという教育系ポータルサイトを運営する。経営する学習塾では中高一貫校の作文指導に携わる。http://www.nextad.co.jp/

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