2017.10.31 Tue

 体に装着する電子機器「ウェアラブルデバイス」が、徐々に普及しはじめています。ウェアラブルデバイスは、通信端末としてデータの送受信を行うだけでなく、センサー機能を利用して体温や脈拍数といった身体情報を取得・管理することも可能です。市場に出はじめたのは2013年頃からですが、2015年に「Apple Watch」が発売された頃から、商品のラインナップが増え始めています。

 今回はこれらウェアラブルデバイスの最新動向について、「腕時計型」「健康型」「メガネ型」という3つのカテゴリーに分けて紹介します。

 

アナログの腕時計もスマート化する「腕時計型」

 ウェアラブルデバイスで最もメジャーなのが、Apple Watchのような腕時計型です。これらは時計としての機能はもちろん、スマートフォンと接続し、そのサブデバイスのような働きをします。

 たとえばApple Watchでは、かばんの中のスマートフォンを取り出さなくても、電話やメッセージの着信を知らせたり、音声認識によってネット検索もできます。さらに、心拍数や血圧、体温、歩数、睡眠時間などが計測できるセンサーも内蔵されています。こうした身体情報が取得できるものは「アクティブトラッカー」と呼ばれることもあります。

 ソニーが発売する「wena wrist」は、腕時計の時計部分ではなく、ベルト部分が“スマート”化されたデバイスです。ベルトの中に電子マネーやアクティブトラッカー機能が搭載されています。つまり、既存の腕時計のベルトをこれに交換すれば、スマートウォッチに早変わりするというわけです。 発売は年末を予定しています。

 中国の大手メーカーXiaomiから発売されている「Xiaomi Mi Band」は、価格が非常に手ごろなのが特徴で、実売で3,000円前後から購入できます。それでも機能は本格的。歩数、移動距離、消費カロリー、睡眠時間といった基本的な情報は測定できる仕様となっています。本体は小さく、腕に付けてもほとんど邪魔にならない大きさで、普段は腕時計として使えますし、常に装着していても違和感がありません。

 

ストレスチェックにも使える「健康型」… 続きを読む

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目代 純平

目代 純平

チェックフィールド株式会社 代表取締役
東京都認定eメディアリーダー

法人向けIT運用コンサルティング、運用管理代行を中心に約80社のIT環境を総合管理する傍ら、2008年より各地で「安全なケータイ・スマホ、インターネットの使い方」をメインテーマに講演活動を展開。この8年間各地で行った講演は150を超える。2014年フジテレビ「ホンマでっか!?TV」に「ネット問題評論家」として出演。

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