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なぜソフトバンクグループは「投資会社」に戦略転換したのか
2019.03.12

ITサービスの最新動向に迫る第17回

なぜソフトバンクグループは「投資会社」に戦略転換したのか

著者 佐野 正弘

 ソフトバンクグループはここ最近、投資会社としての色を強めるなど、大きな戦略の変化を見せている。その背景には何があるのだろうか。

 

ソフトバンク上場で、投資事業にまい進か

 ソフトバンクグループ株式会社は、パソコンのソフトウェアの卸売事業から事業を開始し、ヤフーを中心としたインターネット事業で急成長を遂げた。その後、企業買収によって固定・携帯電話などの通信事業へと参入。これが大きな成功を収めたことで、現在では日本を代表する企業の1つにまで成長している。

 そのソフトバンクグループが、ここ最近、通信事業から、投資事業へと再び事業を大きく変えようとしている。そのことを象徴しているのが、2018年12月に国内通信事業を担うソフトバンク株式会社を上場させたことだ。これによってソフトバンクは通信事業としての独立性を高めたことになる。

 一方でソフトバンクグループは、ソフトバンクやヤフー、米スプリントなどを統括する、純粋な持株会社へと変化。今後は同社が中心となって手掛けている投資ファンド「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」を中心とした投資事業に力を入れる方針のようだ。

 なぜこのような戦略転換に至ったのか、その経緯を見ていこう。

 

国内外の携帯電話事業で成長が難しく

 理由のひとつとなるのが、… 続きを読む… 続きを読む

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佐野 正弘

佐野 正弘

ライター

福島県出身、東北工業大学卒。エンジニアとしてデジタルコンテンツの開発を手がけた後、携帯電話・モバイル専門のライターに転身。現在では業界動向からカルチャーに至るまで、携帯電話に関連した幅広い分野の執筆を手がける。著作:『Windows&iPhone連携テクニック Windows 8.1対応』(共著、インプレスジャパン)、『今すぐ使えるかんたんPLUS Androidアプリ 大事典』(共著、技術評論社)、『ポケット百科 Xperia arc 知りたいことがズバッとわかる本』(共著、翔泳社)など

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