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「TikTok」大流行はなぜ起こったのか?
2018.10.22

ITサービスの最新動向に迫る第12回

「TikTok」大流行はなぜ起こったのか?

著者 佐野 正弘

 アジア各国の若者を中心に大流行している中国発の動画共有アプリ「TikTok(ティックトック)」。日本国内でも瞬く間に人気を得て、急速に知名度が上がったこのサービスはなぜ、ここまで大ヒットしたのか。その理由を探ってみる。

 

動画を作成しやすく、十分に楽しめる

 10〜20代の若者にとって、スマートフォンは欠かせないツールだ。そうした背景から、彼らが流行の発信地点となって誕生したアプリやサービスが数多く存在する。中でも今、多くの人々に支持されているのが「TikTok」である。

 TikTokは「YouTube」などに代表される動画共有サービスの一種で、大きな特徴は2つある。1つは音楽を組み合わせた動画を作成しやすいこと。自分で選んだ楽曲に合わせて手軽に動画を作成できるのが売りの一つで、ユーザーの多くは、曲を歌っているように見せる「口パク」や、曲に合わせてダンスを踊っている様子を公開している。

 そしてもう1つは、投稿される動画の長さが短いこと。使用できる楽曲はあくまで一部分のみで、長さは10〜30秒前後のものが多い。短時間の動画を見て何が楽しいのか? と思うかもしれないが、様々な動画を切り替えながら再生できるので、十分に楽しめる。

 また、誰でも参加しやすいという点も見逃せない。長時間の動画を作るにはハードルが高くても、短時間の動画であれば素人でも面白い動画を作り出せる。そうした仕組みになっているからこそ、アジア各国で人気を博すようになったのだ。

 このサービスを生み出した中国のバイトダンス社は、日本でも人気に火がついたことを受け、日本国内でのテレビCMを積極展開するなど、認知度拡大に向けた取り組みを推し進めている。

 

動画サービスは若者から支持されやすい

 ではなぜ、TikTokは若者に受け入れられたのか? それを解き明かす上で指摘しておきたいのが、… 続きを読む… 続きを読む

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佐野 正弘

佐野 正弘

ライター

福島県出身、東北工業大学卒。エンジニアとしてデジタルコンテンツの開発を手がけた後、携帯電話・モバイル専門のライターに転身。現在では業界動向からカルチャーに至るまで、携帯電話に関連した幅広い分野の執筆を手がける。著作:『Windows&iPhone連携テクニック Windows 8.1対応』(共著、インプレスジャパン)、『今すぐ使えるかんたんPLUS Androidアプリ 大事典』(共著、技術評論社)、『ポケット百科 Xperia arc 知りたいことがズバッとわかる本』(共著、翔泳社)など

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