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凶悪犯罪に立ち向かえ! 現場突入ロボット「アバター」
2016.06.02

アメリカで注目のロボットビジネス第5回

凶悪犯罪に立ち向かえ! 現場突入ロボット「アバター」

著者 前田 健二

 常に危険と隣り合わせのアメリカの警察官。銃撃戦で死亡する警察官が絶えず、アメリカの犯罪現場は日本では想像も出来ない程の危険地帯になっています。そんな危険地帯に投入され、現場の警察官を支援、安全を確保するロボットが存在感を増しています。今回は警察支援ロボットAvatar(アバター)をご紹介します。

 

脱獄犯が民家に立てこもり。どうする、アバター!?

 2016年3月27日、米フロリダ州セントピーターズバーグの犯罪者矯正施設で脱走事件が発生しました。詐欺罪で3年の懲役刑を受け、同施設に収監中のクリスタル・アンダーソン(34歳)が、足首に取り付けられたGPS監視デバイスを破壊し、街中に逃走したのです。

 アンダーソンの脱走を受け、セントピーターズバーグ市警察は逃走先と見られる彼女の元夫マイケル・ブラウンの自宅を大勢の警察官で取り囲み、最前線に重武装したSWATチームを配備しました。

 夜の闇が訪れ、重苦しい雰囲気が付近一帯を支配する中、一台の小型ロボットが現場に投入されました。小型のラジコン戦車のような恰好をしたロボットAvatarは、SWATチームの隊員がコントローラーで操縦、少しずつ家のドアへ近づき、搭載されたロボットアームでドアノブを回し、ドアを開けると中に突入しました。コントローラーに搭載されたビデオスクリーンには、Avatarが撮影した家の中の様子が映し出されて、室内の様子が確認できる仕組みとなっています。

 関係者が見守る中、Avatarはブラウンの寝室と思われる部屋の中に進入しました。スクリーンには、血の海になった… 続きを読む… 続きを読む

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前田 健二

前田 健二

フリーランス

東京都出身。2001年より経営コンサルタントの活動を開始し、新規事業立上げ、ネットマーケティングのコンサルティングを行っている。アメリカのIT、3Dプリンター、ロボット、ドローン、医療、飲食などのベンチャー・ニュービジネス事情に詳しく、現地の人脈・ネットワークから情報を収集している。

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