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ますます高性能・低価格化が進む3Dプリンター
2014.01.17

2014年IT展望!次にくるデバイスとは?第2回

ますます高性能・低価格化が進む3Dプリンター

著者 黒木 泰二郎

 この年末年始、ビートたけしが登場するCMで知名度が爆発的に上昇!高価な金型を製造することなく3Dデータをもとに立体物を製作できるのが3Dプリンターです。今回の年頭IT展望シリーズ第2回は、高性能・低価格化が進み、一般ユーザーにも手が届く存在になっているこの話題のデバイスを紹介します。

 

「Makers」(クリス・アンダーソン著)によって、全米に3Dプリンターブームが起きる

 3Dプリンターとは、通常の紙に平面的に印刷するプリンター に対して、3Dデータをもとに立体を製作するデバイスのこと。そもそも3Dプリンターは米国で1980年代に登場していました。しかし、何千万円以上と高価だったこともあり、自動車、航空機などの大手メーカーが試作品用に使うなど用途は限られていました。

 この3Dプリンターが世の中で市民権を得るきっかけとなったのが、2012年10月に発行された『Makers』(NHK出版)です。著者のクリス・アンダーソンは、ベストセラー『ロングテール』『フリー』に続き、この書籍で、高性能・低価格な3Dプリンターによって、「ものづくりのパーソナライズ」が実現できるとその革新性を紹介し、個人でものづくりを楽しむMakersブームが生み出されることとなりました。

 

建築、医療、工業、教育など多様な分野への応用が期待される

 3Dプリンターの原理とはどのようなものでしょうか? まず立体物の3Dデータの断面をもとに、ABSやPLAのような、熱を加えると変形しやすくなる樹脂を加熱し、台の上で積層させ、いわばホイップクリームのように、ノズルから線上に樹脂を積み重ねて造形していく「熱溶解積層方式」(図参照)が主流です。近年の3Dプリンターの低価格化により、建築分野では建物や構造物の模型製作、医療分野では手術前の患部模型製作、工業分野ではパーツの試作などが手軽にできるようなりました。その他、教育、趣味の分野へと利用が広がっています。

 以下に現在注目されている20万円以下のパーソナル3Dプリンターを紹介します。… 続きを読む… 続きを読む

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黒木 泰二郎

黒木 泰二郎

フリーランスライター&コピーライター、ディレクター

広告制作会社から独立後、フリーランスライターとして新聞、雑誌、ウェブなどさまざまなメディアで活躍。得意分野はIT、オーディオ、自動車、教育、保険、住宅など。取材・執筆をはじめキャッチコピー、ネーミング、販促企画、翻訳リライトなど多様なライティングニーズに対応可能。
Facebook: http://www.facebook.com/taijiro.kuroki

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