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「ベルヌーイ曲線」が生み出すハサミの大革命
2013.11.08

話題の文房具を使ってみた第1回

「ベルヌーイ曲線」が生み出すハサミの大革命

著者 棕澤 和宏

 知らない間にとてもとても進化している文具の世界。デジタルなガジェットに負けないアナログな創意工夫の数々に魅了される文具の世界を、実際に使ってレビューします。
 今回は『フィットカットカーブ』というプラス社の製品。ハサミの歴史に名を刻むほどの革新的な構造が、スムーズな切れ味を生み出しています。

 

2000年のハサミの歴史が変わる?

 2012年の発売以来気になって気になってしょうがなかったのですが、「フィットカーブ」をやっと購入。とはいってもスタンダードタイプなら300円(税別)と、とっても価格はお手頃。単に買うタイミングを逃していただけなんですけどね。

 なにしろ「従来の3倍の軽さでサクサク切れる(メーカー自社比)」というのですから、ガンダムでいったらシャア専用ザク並みの高性能なわけです。パッケージでも堂々と主張している。
 その理由は、手元も刃先も刃の角度が一定だから。従来の直線刃だと、手元と刃先では交差角が変わり、力のかかり方も変わっていた、とのこと。ベルヌーイ曲線といわれる微妙なカーブのついた刃が、交差角を切りやすい30度に保ってくれるのです。
 こうした交差刃方式のハサミはローマ時代に生まれて約2000年の歴史があるとされていますが、基本的にその構造は現在まで変わっていません。
 このカーブさせた刃が、まさにハサミの歴史を変えたともいえるわけです。ちょっと大げさな気もしますが(笑)。… 続きを読む… 続きを読む

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棕澤 和宏

棕澤 和宏

広告制作会社エコトバ 代表取締役

業界デビュー作がJ-WAVEのネーミング。以来コピーライターとして20年以上キャリアを積むが、最近はコピーライティングの知識を生かしたWEBサイトのコミュニケーションプランの提案に軸足を移しつつある。

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