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成果を出したいなら、「自分流のこだわり」は捨てなさい
2019.04.15

マネージャーの極意第2回

成果を出したいなら、「自分流のこだわり」は捨てなさい

著者 八木 昌実

 マネジャーになりたての頃は、つい自分の成功体験を部下に押し付けがちです。存在感を示そうと、新たな仕組みを取り入れたり、自分流の方法論を築き上げようと躍起になったりする人も少なくありません。

 しかし、プルデンシャル生命保険などで25年間、「落ちこぼれチーム」を立て直し続けた八木昌実氏によると、「自分流にこだわるのは時間の無駄」であり、むしろマネジャーがすべきなのは、成功しているマネジャーの仕事術を“丸ごとコピー”することといいます。

 なぜ“自分流”ではダメなのか。そして、成功しているマネジャーを“丸ごとコピー”するにはどうすれば良いのか。八木氏が語ります。

 

まずは、“自分流”を捨てることから始める

 今春からマネジャーになったという人も多いでしょう。新たな環境で1カ月以上が過ぎ、リーダーとしての難しさを感じたり、具体的な悩みが生じたりしてくる頃だと思います。

 私がプルデンシャル生命保険で営業マネジャーになったとき、最初に率いていたのは3人のメンバーでした。残念ながら皆、正直それほど結果が出ているとは言えない人ばかり。全国ランキングでも、下から数えたほうが早いという状況でした。

「弱いチームのほうが、やりがいがある」。当初はそう意気込んでいましたが、最初の1カ月が経過しても、思ったように成果は上がりません。翌月に至っては、むしろ全国ランキングは低下していました。

 そんな状態がおよそ半年間続き、私は頭を抱えていました。メンバーには、ライフプランナーとして全国1位の成績を残した私のやり方を、余すところなく教えてきた。それなのに、なぜメンバーの成績は伸びないのか。

 そこで私が出した結論が、… 続きを読む… 続きを読む

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八木 昌実

八木 昌実

1959年大阪府生まれ。89年、プルデンシャル生命保険株式会社に入社。わずか入社1年半で全国約1000人の営業トップに。その後、営業所長、支社長、執行役員常務、執行役員専務を経て、ジブラルタ生命保険株式会社執行役員専務、AIGエジソン生命保険株式会社代表取締役副社長、プルデンシャル米国本社国際保険部門のシニア・バイス・プレジデントを歴任。2017年に株式会社エイトウッズ、株式会社エイトウッズスターリゾートを設立。著書に『マネジャーとして一番大切なこと』(ダイヤモンド社)。

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