2018.04.28 Sat

 ビジネスリーダーの立場にある人は、毎日つねに決断を迫られています。しかし、決断することは簡単なことではありません。何通りもある選択肢の中から、長所や短所を勘案し、1つの答えを選びぬくことには、相当な労力を伴います。心理学では「決断疲れ」という言葉もあるほどです。

 この「決断疲れ」の状態が長く続くと、決断の質が落ちてしまい、ひいては思考回路が停止する状態に陥ることもあります。

 それでは、ビジネスリーダーとは切っても切れない「決断」の疲労から逃れるためには、どうすれば良いのでしょうか?

 

そもそもなぜ「決断疲れ」が起きるのか

 人間が決断する際に、脳内では激しくエネルギーを消耗します。膨大な情報を脳内に取り込み、あらゆる選択肢を比較・予測・分析し、ときには何度もこのプロセスを繰り返さなければいけません。

 エネルギーの消耗によって脳内が疲弊すると、最適な選択ができなくなり、決断の質が落ちてしまいます。これが「決断疲れ」の状態です。

 決断疲れになると、結論を出すまでの時間が長くなり、さらなる決断疲れを招くという悪循環に陥ります。判断力が鈍くなり、自己調整機能が低下し、投げやりな決断をしてしまいます。たとえば、コンビニでレジの近くに置いてある商品をつい衝動買いしてしまうのも、この「決断疲れ」の1つといわれています。

 

どうすれば「決断疲れ」を回避できるか?

 それでは、どうすれば「決断疲れ」から回避できるのでしょうか? もちろん、ビジネスを続けていくうえで、「決断」自体は避けられませんが、ちょっとした習慣を変えるだけで「決断疲れ」からは回避できます。

 その習慣の1つ目は… 続きを読む

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田中 靖子

田中 靖子

法律家ライター

東京大学卒業後、2009年に司法試験に合格。弁護士として知的財産業務、会社設立等のビジネス関連の業務を扱う。現在は海外に在住し、法律関連の執筆や講演を行っている。

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