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こんなメモの取り方は、脳が疲れてミスが増えるだけ
2017.12.23

ミスをゼロにする脳の調整術第1回

こんなメモの取り方は、脳が疲れてミスが増えるだけ

著者 前野 智子

 どれだけ注意しているつもりでも、ミスをしてしまうことはあります。特に仕事でのミスは、関係者からの信頼を失うような大きなダメージにも繋がりかねません。

 「ミスをゼロにする」ことは一見無理難題のように思えますが、脳科学の研究を重ねている精神科医の樺沢紫苑氏によれば、全てのミスは個人の能力ではなく、脳の情報処理が上手くいかずに起きるものであり、脳の働きを調整すれば防止できるというのです。

 樺沢氏の最新著作『絶対にミスをしない人の脳の習慣』(SBクリエイティブ社、2017年)を基に、ミスをゼロにする脳の調整術について紹介していきます。

 

全てのミスの要因は脳の情報処理の仕組みにある

 同書によると、ミスが発生する原因は4つに分かれます。「集中力低下」「脳疲労」「ワーキングメモリの低下」「脳の老化」というもので、全て脳の働きに関連する現象です。

 たとえば計算ミスや見間違いなどは、集中力低下に起因するミスで、ど忘れや頭が真っ白になるといった現象は、ワーキングメモリの低下によるものです。ちなみにワーキングメモリとは、何かの作業を行うために、情報を一時的に記憶する能力のことを指します。樺沢氏の主張は、これら4つの現象が起こらないようにすれば、全てのミスを防ぐことができるというものです。

 たとえば「入力」、つまり外部からの情報を脳にインプットする際に起こるミスを防止するためには、メモを取ることが有効といいます。

 なぜ、メモが有効なのでしょうか。「メモを取っておけば忘れても見返せるから」というのは誰でも思いつきそうな理由ですが、脳科学の観点から見ると、別の理由があるようです。… 続きを読む… 続きを読む

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前野 智子

前野 智子

フリーライター。大企業・ベンチャー双方での就業経験や海外でのビジネス経験を活かし、ビジネス関連記事やインタビュー記事等の執筆を手掛ける。

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