安部徹也のMBAエッセンス講座(第8回)

社員のやる気を上げて成果を出す5つのポイント

2018.06.21 Thu連載バックナンバー

 効率的に仕事を遂行する組織を築くためにはどうすればいいのか? 前回はこのテーマに対し、経営戦略を用いた解決法をお伝えしました。今回はその組織の中で働く“ヒト”にフォーカスを当てて、成果につながる人事戦略についてお届けしたいと思います。

 企業の業績はヒト次第という事実を踏まえれば、いかに自社の社員の能力を最大限に引き出すかというテーマは、好業績を維持するうえで非常に重要なものになります。今回は5つの観点から、社員のモチベーションを高めていく方法をお伝えしていきましょう。

 

【ポイント1】社員の自主性を高める

 多くの社員は日々与えられた仕事に取組み、積極的に自分から業務の改善などに取り組むことはないかもしれません。しかし、このような“指示待ち社員”ばかりの会社では、思うような業績など上げられるわけがありません。もし、“指示待ち社員”が多いと感じた場合には、意図的に社員の自主性を高めていく制度を取り入れていく必要があるでしょう。

 たとえば、ある会社では全社員から新製品のアイデアを募集する制度を取り入れています。多くの社員の自主的な行動を促すために採用された場合には報奨金を出すなどのインセンティブも提供されています。

 このような会社に見習えば、新製品のアイデアだけではなく、たとえば経理部門であればミスを減らすためのアイデアや総務部門であればコスト削減のアイデアなど、各部門に密着した改善案を募ればより社員の自主性と参加意識が高まるかもしれません。

 もし、どんな社員でも自分の意見が受け入れられ企業の業績アップ、ひいては自身の給与アップにつながるようであれば、積極的に活動するようになるはずです。

 このような社員からアイデアを募集して、業務の改善を行う場合に注意すべきポイントは、… 続きを読む

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安部 徹也

安部 徹也

株式会社 MBA Solution 代表取締役

株式会社 MBA Solution 代表取締役。2001年MBAを取得後、経営コンサルティングの事業で起業。近著に『最強の「イノベーション理論」集中講義』 (日本実業出版社)や『ぐるっとマーケティング』(すばる舎リンケージ)などがある。

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