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“部下の本音を聞き出す上司”になるための3ステップ
2016.03.07

今日から使える!3つの改革で変える効率的仕事術第5回

“部下の本音を聞き出す上司”になるための3ステップ

著者 横山 研太郎

 仕事はチームプレーで行うものです。だからこそ、チームのメンバーである部下が何を考えているかを把握しておくことが大切です。

 しかし、部下の本音を聞き出すことは簡単ではありません。人は心から信頼している人でなければ、本音を伝えないものです。本音を言ってもらえる上司と部下の関係は一朝一夕にはできません。そんな関係を構築するための3ステップをお話します。

 

1.信頼関係の基礎を構築する「ありがとう」の一言

 部下の本音を聞き出すための第1ステップは、信頼関係の基礎を築くことです。信頼してもらうためには、「この人と一緒に仕事をしたい」と思われることが重要です。そういった人たちの多くに共通するのが「人に好かれていること」です。つまり、人として尊敬できる上司であると言い換えることができます。

 部下に尊敬されるために簡単にできることはというと、「ありがとう」の一言が言えることです。

 仕事は結果で評価されてしまう部分が大きいため、過程はなかなか評価されません。実際、大失敗に終わったプロジェクトがあった場合に、「よくがんばったから出世させよう」とはなりません。職場はこのような環境であるからこそ、日々の業務をがんばっていることに対して「ありがとう」と感謝を伝えることが大事なのです。報告を受けたときや頼んでいた資料を作成してもらった時など、何かしてもらった時がチャンスです。

 人間誰しも、お礼を言われて悪い気はしません。ありがとうの一言で、部下をチームの一員として価値を認めていることが伝わり、部下のモチベーションアップ、ひいては上司への信頼につながります。

 

2. 「どう?」の一言で部下の話を受け入れる姿勢を見せる… 続きを読む

横山 研太郎

横山 研太郎

ねこのてFP事務所 代表

富士通株式会社退職後、メーカーの経営サポート等を行う。現在は、ファイナンシャル・プランナーとして、資産運用を柱としたアドバイスをするだけでなく、学生への金融教育にも取り組んでいる

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