優れたビジネスパーソンの元には、次々と仕事が飛び込んでくるものです。しかし、体はひとつだけしかありません。次々と押し寄せるタスクをそつなくこなすためには、うまく時間を管理して仕事をこなす「タイムマネジメント」が重要になります。
今回は仕事に追われて残業続きにならないよう、限られた時間内でより多くの仕事をこなす仕事管理術を、3つのポイントに絞って紹介します。
【1】仕事は「短期」「中期」「長期」に分けて考えるべし
ほとんどのビジネスパーソンは、与えられた仕事に優先順位をつけて取り組んでいることでしょう。その順位づけを細かく設定することで、ムダな時間をさらに削ることが可能です。
具体的には(1)「短期(数日中)ですること」、(2)「中期(1週間以内)ですること」、(3)「長期(それ以上)ですること」という3つに分けてみましょう。こうすることで、「短期の仕事を終わらせるために、中期の仕事には一旦やめておこう」、「長期の仕事を放置してきたけど、今週は少しだけでも取り掛かろう」といったように、より細かいタスク管理が可能となります。
このタスクの分類にあたっては、何をもって「短期」「中期」「長期」とするのかがポイントとなります。
たとえば、約3カ月間に及ぶ長めのプロジェクトでも、1週間ごとに判断が必要になる場合は、「中期」の仕事として分類すべきです。「仕事の最終期日」ではなく、あくまでも「仕事を進めるうえでの区切り」を意識して、分類するようにしましょう。そうしなければ、期日直前に慌てて仕事を進めてしまうことになり、仕事のクオリティにも影響が出てくる恐れがあります。
【2】ミーティングはメンバーの空き時間をあらかじめ把握しよう
リーダーは多くの仕事を部下に任せるため、そのため、チーム全体の仕事の進捗状況を定期的にヒアリングし、仕事を管理することが重要な仕事となります。たとえば… 続きを読む