日本では、相手をほめてもお世辞やおべっかなどと取られたり、「そんなことありません」と否定の言葉が返ってきたりします。一方英語圏では、ほめると「ありがとう」と素直に礼を言われたり、「そうでしょう?」と自分自身も誇りに思っていることを語られたりと、反応がかなり違います。ほめた方としても気持ちがいいものです。
良好な関係を築くためにも、相手の良いところに気付いたら、照れたりせずにぜひ言葉にして伝えましょう。
ケース1.部下が行ったプレゼンテーションをほめる
大事な顧客へのプレゼンテーションを成長が著しい部下に任せたとします。しっかり準備してきた部下が行ったプレゼンテーションには、顧客の反応も上々――そんな状況は、大事な仕事を任せた上司としても嬉しいものです。感じたままに伝えてほめる場合のフレーズの例がこちら。
“I was pleased with your presentation this afternoon. I could tell that our proposal was well received by the client.” … 続きを読む