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日本人には区別しづらい、「LとR」 「BとV」のワナ
2015.11.16

ビジネスの現場で使えるトーク・テクニック第8回

日本人には区別しづらい、「LとR」 「BとV」のワナ

著者 石橋 雪江

 アメリカ人の子供に「どうして日本人はLとRを混同しちゃうの?」と聞かれてガッカリした経験があるのは、筆者だけではないでしょう。日本語にはL、Rともに割と発音が近い「ラ行」があるため、脳の中ではLの音もRの音もついつい「ラ行」で処理してしまいます。同様にBとVも「バ行」で処理されてしまいます。

 英語の習得にあたってはLとR、BとVを使い分けられるよう訓練が必要なのですが、ここをあっさり諦めてしまうと、意外なところで悲劇が起こり得ます。どのような例があるのか見てみましょう。

 

悲劇その1. collection(回収、収集)とcorrection(訂正)

 ビジネス系の文書やメールで、日本人が書いたものにかなりの高確率で入っているのが、collectionとcorrectionの混同。どちらもカタカナ表記にすると「コレクション」。日本語でも「コレクション」としてすっかり定着しているため、両者の音と綴りの違いをしっかり意識して頭に入れておかないと、いざ使う時に「あれ、collectionだっけ?correctionだっけ?」と迷ってしまいます。

 メールを送った直後に、書いた内容に誤りがあったことに気付いて訂正したかったのに、タイトルを”collection”と書いてしまったら、もちろん「訂正」の意味では通じません。しかもそのメールが、請求に関する話であれば、文脈的に”collection”が登場する可能性もあり得えるため、本来の意図を察してもらうことがより難しくなります。初めて請求書を送ったお客さまだったりすると、「請求書をもらったばかりで支払期限もまだ先なのに、いきなり回収って、何のこと?」と気分を害してしまう恐れも……。

 

悲劇その2. light(軽い、光、照明)とright(右、正しさ、権利)… 続きを読む… 続きを読む

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石橋 雪江

石橋 雪江

ライター、編集者、翻訳者、通訳

横浜国立大卒。システムエンジニアとして日系、米系企業に9年間勤務し、IT系通訳・翻訳を経て2006年より編集兼コーディネーターとしてシンガポールのビジネス向け日本語情報誌『AsiaX』を発行するメディアジャパンに勤務。2013年5月に日本に帰国し、同社の業務の一部を引き続き請けながら、フリーランスのライター、編集者、翻訳者、通訳などとして活動。

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