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「残業時間を減らそう」だけでは、働き方改革は失敗する
2019.07.29

失敗する働き方改革、成功する働き方改革第1回

「残業時間を減らそう」だけでは、働き方改革は失敗する

著者 Kelly

 政府主導で推進されている働き方改革。2019年4月からは働き方関連法の適用もスタートし、各企業はより具体的な対応に迫られています。

 すでに働き方改革に取り組んでいる企業も多いでしょうが、失敗してしまうケースもゼロではありません。働き方改革を成功させるポイントは、どこにあるのでしょうか。

 

“働き方改革をすること”だけを目指すと、成果は出ない?

 2019年4月1日より、「働き方改革関連法」の段階的な適用がスタートしました。

 働き方改革関連法は「時間外労働の上限規制」「正規・非正規の不合理な処遇差の解消」「年次有給休暇の確実取得」を3つの柱とし、時間外労働の上限が45時間・毎年5日、時季を指定した年次有給休暇取得の義務化など、各企業に働き方改革に対する具体的な対応が迫られています。

 さらに、この7月22日からは、政府が企業に対しテレワークの一斉実施を呼びかける「テレワーク・デイズ2019」がスタートしています。

 しかし、“働き方改革をすること”だけを目指してしまうと、成果を出すのは難しくなります。

 なぜなら、働き方改革の目的は、単純な残業時間削減や有給休暇取得ではなく、「会社の生産性向上」と「社員の幸せ」を両立させること。つまり労働時間の量ではなく、労働の質を高め、働く人のワークライフバランスを保つことだからです。本質を見極めずに働き方改革に取り組んだ結果、本末転倒な結果が生じることもあります。

 

「残業を減らす」「私生活を充実」は、本当の働き方改革ではない?

 働き方改革でありがちなのが「まずは残業時間を減らそう」です。

 しかし、… 続きを読む… 続きを読む

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Kelly

Kelly

採用コンサルタント及びPR・広告コンサルタント・プロデューサー。新卒で入社した人材系コンサルタント会社を経て、上司と共にPR会社を立ち上げ。ナショナルクライアントからベンチャーまで採用コンサルティング・企業・採用ブランディング・PRなどを手がけると同時に、自社内の働き方改革プロジェクトも推進。高校生・小学生の母。

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