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「板挟み」は仕事なのか?ここが変だよ日本のIT担当者
2019.11.27

新しいITサービスの品質改善の指針が登場第3回

「板挟み」は仕事なのか?ここが変だよ日本のIT担当者

著者 吉田 俊雄

 10月末、ITILを管理しているAXELOSのITIL4開発マネージャによる認定トレーナ(講師)向けのトレーニングを受講してきました。 このトレーニングで、久しぶりにITILに対するグローバルな考え方に触れることができました。

 今回は、このトレーニングで再認識した、ITにおける日本とグローバルスタンダートとの差異と、IT担当者の今後のあるべき姿に触れてみたいと思います。

 

日本と欧米のIT担当者の違い

 筆者がITILにはじめて触れたのは、15年以上前のことでした。当時は日本人でITILを教えられる人がおらず、イギリス人の講師から学びました。

 また、日本国内でもITILに関する情報が少なかったため、イギリスやアメリカで開催されているカンファレンス等のイベントに積極的に参加し、様々な事例を学習してきました。その中で得た様々な気づきや学びが、今のコンサルタント業務や研修講師としての糧となっています。

 勉強する中で、一番衝撃を受けたのは「ユーザー企業内のIT担当者がビジネスをしっかり理解していて、ビジネスに対して積極的に提案している」ということでした。

 私がそれまでコンサルタントとして携わった日本のユーザー企業のIT部門は、企業側の要望をITベンダーに伝える通訳的な役割を果たすケースが多く見られました。結果的に、両者の「板挟み」となり、毎日胃を痛めながらも、なんとか落としどころを探していくという業務が中心で、我々コンサルタントに対する依頼も「どうすれば落としどころをみつけられるか」というものばかりでした。

 一方、前述の欧米で出会ったIT担当者は、企業側に対して… 続きを読む… 続きを読む

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吉田 俊雄

吉田 俊雄

株式会社IT&ストラテジーコンサルティング代表取締役
中小企業診断士、ITILV2マネージャ/V3エキスパート

ITに強い経営コンサルタントして、数多くの企業にビジネス視点でのIT導入・改善のアドバイスをおこなう。また、ITIL、PRINCE2などのITに関連したマネジメントフレームの研修に従事している。ITIL4の無料セミナー(https://itstrategy.jp/itil/itil4/)や研修(https://itstrategy.jp/itil4fbridge/)も開講中。

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