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香港の生活に欠かせない「オクトパス」とは

2018.07.22 Sun連載バックナンバー

 香港のICカードである「オクトパス」が導入されたのは1997年のことです。日本のSuicaが使われ始めたのが2001年からなので、香港ではそれよりも数年前から普及していたことになります。

 2018年現在では「オクトパス」は3,300万発行されており、香港在住者約730万人のうち99%が持っています。それだけでなく、観光客やビジネスパーソンのリピーターの多くも持っている、香港滞在中の必需品となっています。

 なぜオクトパスの普及率は、これほどまでに高いのでしょうか?

 

そもそもオクトパスとは?

 オクトパスカードはチャージ式のICカードで、MTR(地下鉄)のカスタマーサービスの窓口で簡単に購入できます。最低料金の100香港ドル(約1,300円)とデポジットの50香港ドル(約680円)、あわせて150香港ドル(約2,000円)から購入できます。地下鉄構内には残高を確認できる機械もあり、チャージは駅構内にある専用機械かセブンイレブンやサークルKなどのコンビニ、またはスーパーなどで、50香港ドル単位で追加が可能です。

 特に便利なのは「オクトパスのクレジットカード引き落としのシステム。150、250、500香港ドルのあらかじめ選択した金額が、毎回カードの残高がゼロになると自動的に加算さるようになっています。万が一紛失したことを考慮して、一日に加算できるのは一度限りという設定になっています。セキュリティ面でも安心です。

 

香港の交通機関で大活躍

 香港でオクトパスが瞬く間に広まった背景には、香港ならではの交通事情があります。… 続きを読む

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りんみゆき

りんみゆき

海外書き人クラブ所属 香港在住ライター

1994年より香港在住。雑誌、機内誌、情報誌の寄稿多数。「台湾・香港deワーキングホリデー」共著。

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