カウンセラーが指摘する、会社の“危ない”ルール(第1回)

こんな就業規則は今の時代に合わない

2017.12.29 Fri連載バックナンバー

 少子高齢化が進行している影響により、労働者は以前よりも様々な事情を抱えながら働くようになりました。そのため、昭和の頃のような、フルタイムで働く男性社員を想定した就業規則では、様々なトラブルが発生する可能性があります。

 今回は特にトラブルになりやすい「有給休暇」「育児・介護」の2点に絞って紹介します。

 

問題となるケースその1【有給休暇】

 まず注意すべきなのが「有給休暇」です。日本では一昔前は、有給休暇を取ることで仕事が滞り、同僚に迷惑をかけるので、病気以外には取らない、というケースが多く見られました。そのため、有給休暇について、就業規則に特別に何も記載していない企業もあるでしょう。

 しかし現在では、有給休暇が労働者に与えられる当然の権利であることは、社会的に広く認識されています。有給休暇を取りたいと社員から言われ、「忙しいので休まれたら困る」と上司が返事をすると「有給休暇を取らせてくれない、パワハラだ」といったトラブルを生む恐れがあります。

 こうした予期しない社員の有給休暇を、事業主がコントロールする手法として、… 続きを読む

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菅田 芳恵

菅田 芳恵

グッドライフ設計塾 代表 

49歳から2年間で7つの資格を取得し、現在、特定社会保険労務士・産業カウンセラー・キャリアコンサルタント、ファイナンシャルプランナー等13の資格を活かしてセミナー講師、人事労務コンサルティング、コラム執筆等幅広く活動をしている。得意な分野は、ワークライフバランス、ハラスメント、メンタルヘルス、残業削減、ライフプラン、資産運用多岐にわたる。

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