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「わかる」と「できる」の差を埋める、5つの習慣
2019.05.29

今すぐできる組織の改善第81回

「わかる」と「できる」の差を埋める、5つの習慣

著者 古川 武士

 ビジネスパーソンであれば、スキルアップのための教育研修を受けるケースが、社内や社外を問わずあるでしょう。その際に、最大の課題となるのが、「わかる」と「できる」の差を埋めることです。

「コーチング研修を受けて承認の大切さは分かったけど、うまく褒めることができない」

「タイムマネジメントについて本で学んだけど、PDCAが日常業務にうまく生かせない」

 このような、「頭ではわかったけど、行動にうまく落とし込めない」という問題に対してどうすればよいのか、5つの習慣に分けて対策方法を解説したいと思います。

 

習慣1:15分区切りで実践する

「わかる」と「できる」の差を生み出してしまう原因の一つは、「時間の余裕がない」ことです。

 そこで有効なのは、「15分区切り」で実践してみることです。実践へのハードルを下げることで取り組みやすくする1つの方法です。

 15分という時間は隙間時間として見出しやすく、「15分であれば少し試してみよう」「15分であればすぐにできそうな気がする」と思えるものです。

 例えば「帰る前に15分、今日の振り返りと明日の予定を立てる」「15分だけ部下の話を聞く」などといったように、まずはできること、やりやすいことを短時間で取り組むことがポイントです。

 

習慣2:行動を明確化する

 次に差を生み出す原因として考えられるのが、行動の「あいまいさ」です。

「PDCAをきちんと回す」「こまめに報連相をする」「日々を振り返る」といったアクションプランは、最初の気合いの入った決意とは裏腹に、なかなか実行されないものです。

 実行に移せない最大の理由は、「ピンポイントな行動」ができていないからです。あいまいな行動プランのままではじめると、「やろうと思っていたけど忘れていた」「忙しくて余裕がなかった」と挫折してしまいがちです。

 そこで行動を明確にしてから実践する癖をつけましょう。例えば、「出社後PCを開く前に、ポストイットにやることを書き出し、1日の作業の優先順位を並べてから仕事をはじめる」といったように、具体的な行動にすることを意識しましょう。

 あいまいさを無くし、現実的な行動のイメージができることが重要です。

 

習慣3:「学ぶ」ではなく「真似ぶ」… 続きを読む… 続きを読む

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古川 武士

古川 武士

習慣化コンサルティング株式会社 代表取締役

関西大学を卒業後、日立製作所などを経て06年に独立。約2万人のビジネスパーソンの育成と、約500人の個人コンサルティングの経験を元に、習慣化をテーマにしたコンサルティング会社を設立。個人向けの習慣化支援、企業への行動定着支援を行っている。著書に『30日で人生を変える「続ける習慣」』、『新しい自分に生まれ変わる「やめる習慣」』『人生の主導権を取り戻す「早起き」の技術』など17冊、70万部がある。

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