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等身大の自分を受け入れ、自己評価を高める3つの習慣
2019.05.16

今すぐできる組織の改善第80回

等身大の自分を受け入れ、自己評価を高める3つの習慣

著者 古川 武士

「自信がないから挑戦できない」「自信がないから落ち込みやすい」という悩みは、若手社員を筆頭に抱えがちな問題です。

 今日は自己評価を高めるためにできる、3つの習慣を紹介していきます。

 

自己評価はいつ作られるのか?

 人は子どものころに「世界」「自分自身」「他人」に対しての思い込みをつくると言われています。この3つの解釈「世界」「自分自身」「他人」は、心理用語で「コアビリーフ」(Core Belief)と呼びますが、この中で最も自分に影響を与えるのは「自分自身」に対する解釈です。

 自分に対する解釈の多くは家庭環境や親の考え方、かけられてきた言葉が関係しています。

 以前父親が教師である方から次のような話を聞きました。その方は子供の頃に父親から、「お前は段取りが悪い」「意気地がない」と言われ続けていたそうです。その原因を母親の育児のせいにして、父親は母親に向かって「育て方が悪い」と責めていました。その姿を見て「僕がダメだから、お母さんが怒られている」と、自分を責めていたそうです。

 今はとても元気はつらつで、自信がありそうに見えるのですが、それでも他人と話をするときには多少の苦痛があるそうです。

 それは子どもの時にかけられてきた言葉の影響から、「ダメな自分が露呈してしまうのではないか」という恐怖心が芽生えてしまうからなのです。

 このように、子どもの頃の親の言葉や考え方は、自己評価を作り上げる大きな要因になります。

 

等身大の自分を受け入れる3つのポイント

 19世紀に活躍した、アイルランド出身の詩人・作家であるオスカー・ワイルドは、「自分を愛するというのは、… 続きを読む… 続きを読む

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古川 武士

古川 武士

習慣化コンサルティング株式会社 代表取締役

関西大学を卒業後、日立製作所などを経て06年に独立。約2万人のビジネスパーソンの育成と、約500人の個人コンサルティングの経験を元に、習慣化をテーマにしたコンサルティング会社を設立。個人向けの習慣化支援、企業への行動定着支援を行っている。著書に『30日で人生を変える「続ける習慣」』、『新しい自分に生まれ変わる「やめる習慣」』『人生の主導権を取り戻す「早起き」の技術』など17冊、70万部がある。

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