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無意識の「スタート」に気づき、習慣をコントロールする方法
2019.04.25

今すぐできる組織の改善第79回

無意識の「スタート」に気づき、習慣をコントロールする方法

著者 古川 武士

 人は習慣によって作られる、人生は習慣の織物だとも言われます。

 私たちの生活は、実に細かい行動習慣でできています。その80%以上は無意識に繰り返しているので、なかなか変えることは難しいです。

そのため無意識の行動パターンに気づき、置き換えることで、本当の意味で習慣を変えていくことができます。

 今回紹介する例を参考に、惰性的な行動に気づき、習慣をコントロールするのに役立ててみてください。

 

朝のスタートを変えてみる

 Aさんは毎日「朝起きたらテレビをつける」という無意識の習慣を、「朝起きたらラジオを聞く」という習慣に置き換えてみました。たったこれだけ、テレビがラジオに置き換わるだけの違いですが、Aさんの生活には大きなインパクトをもたらしました。

 以前はテレビを流されるがまま惰性で見てしまう、有意義とはいえない時間でした。それがラジオに置き換わったことで、目が奪われなくなったり、コーヒーを入れたり、アイロンをかけたりするようになったのです。

 新たに習慣が生まれたことももちろん大切ですが、ここで一番重要なのは、行動が能動的になったことです。ポジティブ心理学には、幸せの50%は「自発的活動のコントロール感」が占める、という考え方があります。

 テレビがラジオになるだけの小さな違いですが、受動的な行動が、能動的な行動に変わることで、精神的には全く違う作用を及ぼすのです。

 

働き方のスタートを変えてみる

 朝出社するとおそらく多くの人が、メールのチェックから仕事をスタートしているのではないでしょうか? これも実に当たり前に繰り返している習慣です。

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古川 武士

古川 武士

習慣化コンサルティング株式会社 代表取締役

関西大学を卒業後、日立製作所などを経て06年に独立。約2万人のビジネスパーソンの育成と、約500人の個人コンサルティングの経験を元に、習慣化をテーマにしたコンサルティング会社を設立。個人向けの習慣化支援、企業への行動定着支援を行っている。著書に『30日で人生を変える「続ける習慣」』、『新しい自分に生まれ変わる「やめる習慣」』『人生の主導権を取り戻す「早起き」の技術』など17冊、70万部がある。

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