常にふつふつと湧き上がってしまう「嫉妬」の感情に悩んでいる、営業マンの「Aさん」。彼が嫉妬する対象になっているのが、隣の部署の同僚「Bさん」です。
Bさんは部署のエースと呼ばれていて営業成績は常にトップ。プライベートでも会社のメンバーとキャンプに行き、その幹事役を担うなど、周りからも人気者です。そんなBさんの姿をいつも見ているAさんは、他の同期と飲みに行くとついついBさんの悪口を言ってしまうのです。
「あいつの顧客は大きな売上げがあがる顧客に恵まれているし、そりゃいいよな。上司も評価が甘いし。でも俺は小さな顧客ばかりで成績なんてあがるはずないよ」……。しかし、翌朝のAさんは、みっともない愚痴に自己嫌悪してしまいます。
そんな、Aさんの中についつい湧き上がる嫉妬の気持ちは、どうすれば改善できるのでしょうか?
嫉妬が劣等感を生む、悪循環から脱出する
あなたは、このAさんのケースどの程度共感できますか? 100%、嫉妬をしない人は存在しませんが、なるべくこの感情から脱出して、自分の感情生活を快適にしたいと思っている人が多いのではないでしょうか?
気がついたら湧き上がってしまう嫉妬の感情から脱出するためにはまず、考え方、思考習慣を変えることからはじめましょう。
比較基準を自分に取り戻す
嫉妬心は当然、「自分と相手を比較すること」から生まれます。そして、なぜ比較してしまうのかというと、… 続きを読む