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やるべきことが多すぎ…「行動負債」を解放する習慣
2018.10.17

今すぐできる組織の改善第66回

やるべきことが多すぎ…「行動負債」を解放する習慣

著者 古川 武士

 仕事でもプライベートでも、やるべきこと=ToDoが溜まると、エネルギーが奪われ、悪循環に陥ります。

 “やらないといけないけれど、実際にできていない”未完了行動の“残高”を「行動負債」と言い、これを溜めてしまうと、焦燥感、不安、倦怠感を生み出し、意識、注意が分散して目の前のことに集中できなくなります。

 そして、ストレスが大きくなるとそれを癒す、あるいは、現実逃避のために悪習慣が身に付いてしまうのです。夜更かし、飲酒、食べ過ぎ、ゲームやギャンブルなどはまさに、「行動負債」が原因の習慣だと言えるでしょう。

 このように、行動負債が人の感情や健康面、さらには、行動の生産性、人生の幸福感へ悪影響を及ぼしてしまう事実を考えると、それを溜めないことがいかに大切なのかが分かります。

 ただし行動負債は、落としても、雪のようにまた降り積もっていくものです。私たちの日常は、仕事のToDo、家庭での役割、SNSなどのコミュニケーションに忙しく、やることは増えるばかり。だからこそ、どのような習慣を持つかが重要になります。

 以下に、行動負債から解放されるための6つの習慣を解説します。全てを同時に行う必要はありません。うまく続けられそうなものを取り入れてみてください。

 

【習慣 1】紙に全て書き出す

まずは書き出すこと。未完了行動が整理されずにいると、いつまでも前に進みません。下図のように頭の中がスッキリするまで、仕事、プライベートに分けて全て書き出します。タスクを棚卸しするだけで、行動負債は軽くなります。

未完了リスト

 

【習慣 2】諦める・やめる

 行動負債の量を減らすことも大切です。例えば、運動したい、英語の勉強をしたい、片づけたい、自炊したい、ストレッチしたいなど、欲を基にした行動が増えてしまうと「未完了」が増加してしまいます。なので、潔く諦めるのも選択肢の一つとすべきでしょう。

また、日頃から自分で抱え込む癖がある人も要注意です。人に任せることを覚えなければ、行動負債が増えて楽になりません。1日は24時間です。極力やるべきことは減らしましょう。

 

【習慣 3】チャンクダウン(細かく)する… 続きを読む… 続きを読む

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古川 武士

古川 武士

習慣化コンサルティング株式会社 代表取締役

関西大学を卒業後、日立製作所などを経て06年に独立。約2万人のビジネスパーソンの育成と、約500人の個人コンサルティングの経験を元に、習慣化をテーマにしたコンサルティング会社を設立。個人向けの習慣化支援、企業への行動定着支援を行っている。著書に『30日で人生を変える「続ける習慣」』、『新しい自分に生まれ変わる「やめる習慣」』『人生の主導権を取り戻す「早起き」の技術』など17冊、70万部がある。

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