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消防士に学ぶ、後回しにしがちな仕事を回すコツ
2018.08.28

今すぐできる組織の改善第63回

消防士に学ぶ、後回しにしがちな仕事を回すコツ

著者 古川 武士

 つい後回しにしてしまいがちな仕事というのは、実は重要なものでもあります。その点を示唆しているのが、消防士の業務です。

 消防は消火活動だけでなく、消火器の使い方を教えたり、避難訓練、冬場の夜回り、消防設備の点検などのような防火活動にも力を入れています。つまり、普段から火事が起きた時の緊急対応を啓蒙しているわけです。

 もし、消火活動だけに専念していたら、火事は減るどころかますます増えてしまうかもしれません。消防の仕事を「火を消す役割」ではなく、「火事により人命が失われることを防ぐ役割」と捉えるならば、防火活動は重要だと言えるでしょう。

 このような消防における業務の概念を、ビジネスマンたちの仕事に置き換えてみます。

 

仕事における消火と防火とは?

 仕事の生産性を追求する時には、「急ぎの仕事」と「後々に結果として現れる仕事」を区別すべきです。消防士の仕事で言えば、前者が消火、後者が防火となります。

「急ぎの仕事」の例は、メールの返信、会議資料の作成(事前資料、議事録)、申請書作成、電話対応、定例会議、突発の見積もり対応、チームのメンバーへの業務フォロー、日常発生する報告、連絡、相談などです。これらの仕事は、いかに効率的に行うかを追求する仕事になります。

 一方、「後々に結果として現れる仕事」とは、… 続きを読む… 続きを読む

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古川 武士

古川 武士

習慣化コンサルティング株式会社 代表取締役

関西大学を卒業後、日立製作所などを経て06年に独立。約2万人のビジネスパーソンの育成と、約500人の個人コンサルティングの経験を元に、習慣化をテーマにしたコンサルティング会社を設立。個人向けの習慣化支援、企業への行動定着支援を行っている。著書に『30日で人生を変える「続ける習慣」』、『新しい自分に生まれ変わる「やめる習慣」』『人生の主導権を取り戻す「早起き」の技術』など17冊、70万部がある。

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