冷静に話すべきなのに、感情的になってはいけないのに、何かのきっかけがあると、ついついカッとなって怒ってしまう、という経験を多くの方がしているのではないかと思います。しかし、あなたの「思考プログラム」を見なおせば、そもそもの「怒り」自体を減らすことができます。

 

温厚なあなたの怒りに火がつくとき

 どうしても怒ってしまう、イライラしてしまうという、といった問題に対する対処策を、子育ての場面を例に紹介します。

 Aさんは、とても穏やかで見るからに優しい30代の男性です。長く付き合っている友人でも、Aさんが声を荒げて怒っているところを1度も見たことがありません。

 しかし、このAさんの悩みは「つい、息子に怒鳴ってしまうこと」なのです。そして家族の空気が悪くなる。自分でも良いことではないというのはわかっていて、何度も我慢しようとしているもののなかなか治らないというのです。

 このように、怒りは理屈で制御しようとしてもコントロールできないものです。Aさんも同じように、何度も反省しても、沸き上がる強烈な怒りの衝動を押さえきれず、結局は息子に怒鳴ってしまうのです。

 

怒りの原因は「深層の思考プログラム」

 Aさんの怒りに火がつくのは、思考プログラムの根底に潜む、無意識レベルの「ビリーフ」が原因です。

 ビリーフとは、… 続きを読む

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古川 武士

古川 武士

習慣化コンサルティング株式会社 代表取締役

関西大学を卒業後、日立製作所などを経て06年に独立。約2万人のビジネスパーソンの育成と、約500人の個人コンサルティングの経験を元に、習慣化をテーマにしたコンサルティング会社を設立。個人向けの習慣化支援、企業への行動定着支援を行っている。著書に『30日で人生を変える「続ける習慣」』、『新しい自分に生まれ変わる「やめる習慣」』『人生の主導権を取り戻す「早起き」の技術』など17冊、70万部がある。

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