常に新しい課題に挑み続けているビジネスマンは、常に挑戦によって生まれる何かしらの「悩み」や「問題」を抱えている、と言っても過言ではありません。大きな壁に直面して立ち止まってしまう人は多いですが、それでは問題が改善することはないでしょう。解決をするためには、足を止めるのではなく「行動を続ける」ことが必要になってきます。

 

問題にぶつかっても、「具体的に動く」と答えが見つかる理由

 詩人の相田みつをさんは、「M君へ」と題した詩のなかで、「具体的に動けば 必ず具体的な答えが出るよ」と言っています。

「具体的に動けば、具体的な答えが出る」。なぜ、そうなるのか。そのためにはどうすればいいでしょうか。

 そこには、大きく3つの理由があります。

 

【理由1】行動すると、具体的な反応と気づきが生まれる

 たとえば、「営業の成果が上がらない」という問題があるとき、悩んで立ち止まってしまうのではなく、「成績の良い先輩3名に相談する」と行動を決めます。ここで先輩のアドバイスや話を聞いて、自分なりに気づくことがたくさんあるでしょう。

 「うまくいく人はニーズを深くヒアリングしている」や、「週に訪問している件数が圧倒的に多い」、「接待などを行い重要顧客との信頼関係づくりに時間を使っている」など、ヒアリングした内容は自分の気付きになるだけでなく、そのまま解決策になります。

 一人で悩んで堂々巡りして自己嫌悪に陥っても、何も状況は好転しません。具体的に動くことで、解決への具体的な気づきを得られます。

 

【理由2】行動すると周りが応援してくれる

 私が営業をやっている頃、毎日50件のテレアポコールをしていました。新人時代、朝、静かなオフィスで電話新規コールをかけるのは恥ずかしいものです。何度も断られている姿が自分で無様に見えるのです。

 しかし、一生懸命頑張っていると、先輩が… 続きを読む

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古川 武士

古川 武士

習慣化コンサルティング株式会社 代表取締役

関西大学を卒業後、日立製作所などを経て06年に独立。約2万人のビジネスパーソンの育成と、約500人の個人コンサルティングの経験を元に、習慣化をテーマにしたコンサルティング会社を設立。個人向けの習慣化支援、企業への行動定着支援を行っている。著書に『30日で人生を変える「続ける習慣」』、『新しい自分に生まれ変わる「やめる習慣」』『人生の主導権を取り戻す「早起き」の技術』など17冊、70万部がある。

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