先日、テレビで「フラリーマン」という特集を目にしました。“働き方改革”の結果、会社からは早く帰ることを求められるが、自宅ではゆっくり休めない。その結果、新橋などの飲み屋街で、「フラフラ」してアフターファイブを過ごすようなサラリーマンが増えているそうです。

 たしかに、急に余暇の時間ができても、“休み方”がわからない人は多いでしょう。ビジネスと私生活を好循環に回す「休息の習慣」は、どのように身につければ良いのでしょうか。

 

急に休めと言われても、「正しい休み方」がわからない!

 休息を効果的にとるのは、想像以上に難しいものです。手っ取り早くお酒やネットサーフィンをするのも手ですが、それは束の間の現実逃避であって、充実感を得られるものではありません。しかし、いざ休息を取ろうとしてそのやり方がわからない、という方も多いものです。

 私たちは習慣の生き物なので、急に新しいことをやれと言われても、発想そのものが出てきません。充実した休息のためには今までにない発想と、新しい視点が必要なのです。

 

自分に向いている「休息のタイプ」を見極める

 まず、理解しなければいけないことは、「何が休息になるか」は、人それぞれ違っているということです。身体を動かしたほうがいい人と、頭を使うほうがいい人。他にも、一人で過ごしたい人もいれば、人と一緒にいたい人もいます。

 休息のタイプは、大きく4つに分類されます。以下、タイプ別に見ていきましょう。

 体を動かすとストレスが解消されるAさんは、休日にはテニス、平日はジョギングをします。いい汗をかいた日はぐっすり眠れて、翌日の仕事への充電が完了しています。Bさんは、仕事帰りに本屋によって、気に入った本を読むのが至福の時です。知的な興奮や刺激があると豊かさを感じ、内的な気づきがあると満足します。

 Cさんは、… 続きを読む

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古川 武士

古川 武士

習慣化コンサルティング株式会社 代表取締役

関西大学を卒業後、日立製作所などを経て06年に独立。約2万人のビジネスパーソンの育成と、約500人の個人コンサルティングの経験を元に、習慣化をテーマにしたコンサルティング会社を設立。個人向けの習慣化支援、企業への行動定着支援を行っている。著書に『30日で人生を変える「続ける習慣」』、『新しい自分に生まれ変わる「やめる習慣」』『人生の主導権を取り戻す「早起き」の技術』など17冊、70万部がある。

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