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幸福度を下げる原因の根本は「寝不足」である
2017.08.20

今すぐできる組織の改善第41回

幸福度を下げる原因の根本は「寝不足」である

著者 古川 武士

 日本人の平均睡眠時間は、約7時間40分と言われています。日本人の寝不足は、残業やイライラなど普段の悪い習慣につながり、巡って人生の悪循環を生み出します。今回は、そんな寝不足のメカニズムと対策を紹介します。

 

残業、イライラ、食べ過ぎ……諸悪の根元は「寝不足」

 ビジネスパーソンの習慣にまつわる話を聞くと、多くの人が近しい悩みを抱えていることがわかりました。たとえば、「だらだら残業で仕事の時間が長くなる」、「土日はひたすら寝て過ごす」、「部下にイライラして怒鳴ることが増えた」、「つい、夜遅くに食べ過ぎてしまう」……。

 これらの問題を考えるときは、事象の表面だけを見るのではなく、複雑で、かつ動的な関連性を意識して、悩みを全体像で捉えることが必要です。すると、多くの場合、それぞれの悩みの根底には「寝不足」があり、それが原因で悪循環が加速していることが多いものです。

 例として、それぞれの悪循環を確かめてみます。

 

事象1.「だらだら残業で仕事の時間が長くなる」

 寝不足だと、昼の時間の集中力が低下します。仕事に集中できていないと、当然、長時間の残業に陥ります。その結果、帰宅時間が遅くなり、それだけでなく、残業でたまったストレスを解消するためにスマートフォンを触ったりゲームをしたりなど、夜更かしタイムが長くなり、さらなる寝不足を招きます。

 

事象2.「つい、夜遅くに食べ過ぎてしまう」

 寝不足になると、睡眠で得られるはずのエネルギーが不十分で、日中の仕事ですぐに脳と体がエネルギー不足になってしまいます。結果として、甘いもので集中力を高めたり、夜食の食べ過ぎに走りやすくなります。

 

事象3.「土日はひたすら寝て過ごす」

 土日のだらだらリズムは、午前中を寝て過ごすことから始まります。この大きな原因は、… 続きを読む… 続きを読む

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古川 武士

古川 武士

習慣化コンサルティング株式会社 代表取締役

関西大学を卒業後、日立製作所などを経て06年に独立。約2万人のビジネスパーソンの育成と、約500人の個人コンサルティングの経験を元に、習慣化をテーマにしたコンサルティング会社を設立。個人向けの習慣化支援、企業への行動定着支援を行っている。著書に『30日で人生を変える「続ける習慣」』、『新しい自分に生まれ変わる「やめる習慣」』『人生の主導権を取り戻す「早起き」の技術』など17冊、70万部がある。

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