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“ミスターラグビー”平尾誠二氏に学ぶ3つの習慣
2016.12.21

今すぐできる組織の改善第25回

“ミスターラグビー”平尾誠二氏に学ぶ3つの習慣

著者 古川 武士

 「ラグビー界のエース」といえば、五郎丸歩選手を思い浮かべる人も多いでしょうが、1980年から90年代に人気を集めたラガーマンといえば、「ミスターラグビー」と呼ばれた男、平尾誠二氏でした。

 伏見工業高校時代には全国優勝、同志社大学では大学選手権3連覇、さらに大学在学中に史上最年少となる19歳で、日本代表デビューを果たします。社会人になってからは、神戸製鋼では社会人7連覇、W杯には第1回~3回大会まで出場。指導者としては34歳で日本代表の監督に就任、W杯第4回大会では監督として指揮を振るいました。

 この圧倒的な成果を長期間出し続けたのには、彼独自の習慣があります。その3つの習慣を取り上げて、私たちが取り入れられるよう、一つひとつ見ていきます。

 

事実の解釈を切り替え、理不尽力をつける

 平尾氏は、「人生も仕事もスポーツも世の中は理不尽なことだらけだ。しかし、それをどのように解釈して、どう生きるかは選択できる」、そして、「理不尽というものを正面から受け止めるためにも、若い頃から、理不尽力をつけることが必要だ」と語っています。大きな理不尽を乗り越えたときほど、人は成長し、大きな喜びを得るのです。

 私がストレスに強くなる思考習慣を研究するなかでわかったことは、ストレスに対する強さは、理不尽を「ストレスと思わずに受け止められる」スキルによってかなり左右される、ということです。

 たとえば、中学の野球部で先輩から言いつけられる目的性がない(というよりただのシゴキとしての)グランド1周。スポーツの世界ではよく見る光景ですが、ここで味わった理不尽が、その人のメンタルを鍛えることになるのです。

 私たちは「理不尽は外から降りかかる災難」であり、それを振ってくる会社や上司を「迷惑な存在」だと考えがちです。クレームしかり、突発業務、理不尽な残業命令。しかし明日からは、これを… 続きを読む… 続きを読む

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古川 武士

古川 武士

習慣化コンサルティング株式会社 代表取締役

関西大学を卒業後、日立製作所などを経て06年に独立。約2万人のビジネスパーソンの育成と、約500人の個人コンサルティングの経験を元に、習慣化をテーマにしたコンサルティング会社を設立。個人向けの習慣化支援、企業への行動定着支援を行っている。著書に『30日で人生を変える「続ける習慣」』、『新しい自分に生まれ変わる「やめる習慣」』『人生の主導権を取り戻す「早起き」の技術』など17冊、70万部がある。

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