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マクドナルドがクォーターパウンダーを切捨てた理由
2017.04.18

経営者が知っておきたいビジネス理論入門第84回

マクドナルドがクォーターパウンダーを切捨てた理由

著者 安部 徹也

業績好調なマクドナルド

 マクドナルドの業績が好調です。

 2016年1月から既存店売り上げは前年同月比2桁の増加を記録。2016年12月期の決算は、売上高が19.6%増の2,266億円、最終利益は前年の350億円の赤字から一転して54億円の黒字を計上しました。

 この好調な業績の背景には、高単価な新商品のヒットがあります。2016年4月に期間限定で売り出した『グランドビックマック』は、定番商品である『ビッグマック』より一回り大きくおよそ1.3倍の重さがあるボリューム感たっぷりのハンバーガーですが、計画の倍以上の注文が殺到し一時販売休止となるなど人気が過熱。店舗によっては販売期間が前倒しで終了するなど予想を大きく上回る売り上げを記録しました。その他にも高単価の期間限定商品が牽引役となって業績アップの大きな要因となったのです。

 加えて、わずか3日間で日本におけるダウンロード数が1,000万を超える大ヒットを記録したスマートフォンゲーム『ポケモンGo』のオフィシャルパートナーとして、およそ2,900店舗でユーザーがポケモン同士のバトル、もしくはアイテムの補給ができるようになるなど、ゲームファンの取り込みに成功。さらには550を超える店舗を改装することによって、ファミリー層を中心にかつての顧客が戻ってきたことも顧客数の増加、ひいては売り上げアップにつながったのです。

 

日本で白熱する高級バーガー戦争に対してマクドナルドのスタンスは?

 このように、現状業績が堅調なマクドナルドですが、ハンバーガー業界で決して安閑としていられるわけではありません。… 続きを読む… 続きを読む

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安部 徹也

安部 徹也

株式会社 MBA Solution 代表取締役

株式会社 MBA Solution 代表取締役。2001年MBAを取得後、経営コンサルティングの事業で起業。近著に『最強の「イノベーション理論」集中講義』 (日本実業出版社)や『ぐるっとマーケティング』(すばる舎リンケージ)などがある。

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