2017.11.26 Sun

 私たちの生活には雨風をしのげる住まいが必要です。住まいは賃貸で構わないという賃貸派もいますが、マイホーム購入が家族の夢であり人生の目標のひとつであるという購入派もいます。住宅購入は大きな買い物であり、全額を現金で購入することは難しい方がほとんどです。

 そのような住宅の購入を計画している方にとって、最も頼りになるのは「住宅ローン」です。しかし、住宅ローンの借り方によっては、頼りになるどころか、ローン返済に苦しめられ、首が回らなくなることになりかねません。そこで、住宅ローンとの正しい付き合い方を考えてみましょう。

 

なぜ住宅ローンの金利は他のローンよりも低めなのか

 住宅ローンは、自分と家族が住むための家を買うという目的で金融機関からお金を借りるものです。

 私たちが普段の買い物をするときは、自分が稼いだお金や金融機関に貯めた預貯金からお金を支払っています。しかし、自分の預貯金では足りない額の大きな買い物をしたいと思ったら、金融機関などからお金を借りて支払うことになります。これがローンであり、借りた額が大きいときには、すぐに全額を返済することは厳しいため、毎月少しずつ長期間かけて返済します。

 住宅ローンを活用するメリットは、物件価格の全額を預貯金で準備できなくても住宅を購入でき、長期間にわたる返済計画が立てられることです。加えて住宅ローンは、カードローンなど他のローンよりも、低金利で借りられます。

 なぜ住宅ローンの金利が低いかというと、住宅購入して生活するというお金の使い道が明確だからです。カードローンなど利用目的に制限がないローンは金利が高くなる傾向にあります。

 

つまずきがちなローンの落とし穴

 低金利で長期間大きな額が借りられる住宅ローンは住宅購入の強い味方ですが、付き合い方を誤るとローン返済に苦しむことになります。以下に、住宅ローンでつまずきがちな落とし穴の一例を紹介します。

 まずは、契約を急ぎ過ぎてしまうケースです。… 続きを読む

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杉浦詔子

杉浦詔子

みはまライフプランニング代表

ファイナンシャル・プランナー/産業カウンセラー/キャリアコンサルタント。キャリアプラン(生活)とライフプラン(家計)の相談と講義、執筆を実施しています。ひとりひとりの夢や希望を聴かせていただき、目標に向かうための未来設計図を一緒に考えていきます。女性のキャリア支援、家族や恋愛等のコミュニケーション力向上にも注力しています。

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