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プレゼン中の表情が硬い……どうすれば良い?
2018.01.07

口下手な人のためのプレゼン・スピーチ相談室第3回

プレゼン中の表情が硬い……どうすれば良い?

著者 眞山 徳人

 「先日上司から、『君はプレゼンの時の表情が硬いね。もう少し柔らかい表情で話せないの?』と注意されました。緊張している時に笑顔で話すなんて無理ですよね?」

プレゼンやスピーチをする際、上記のように表情が硬くなることで悩む人は多いでしょう。「大事なことを言い忘れてはいけない」「早口にならないように注意しなくては」など色々なことを考えながら話すと、表情が硬くなってしまうものです。しかし、緊張している中で、無理やり笑顔を作ろうとすると不自然な作り笑いになってしまいます。

 では、プレゼンやスピーチ中に、自然な柔らかい表情を作るためにはどうすれば良いのでしょうか。

 

表情が硬いとなぜダメなのか?

 「そもそも、表情が硬いことはそんなにいけないことなのか?」

 そう思われる方も少なくないと思います。確かに、ビジネスシーンで行われるプレゼンは、製品やサービスの内容、メリットなどを伝えられれば良いので、話し手の表情は関係ないような気もします。

 しかし、実際は表情が聞く人の印象を大きく左右するのです。たとえば、「すみませんでした」と謝られても声のトーンが苛立たしげで、表情もふてくされているように見えると、聞き手は謝ってもらったと感じられません。むしろ「態度が悪い」「ふてぶてしい」と思うでしょう。

 口では謝っているのに、態度は謝っているように見えない場合、言葉と声、身体が矛盾したメッセージを発しています。その時、(1)言語:7%、(2)声のトーンなどの聴覚情報:38%、(3)ボディランゲージや表情などの視覚情報:55%という比率でメッセージを受け取るということが、アルバート・メラビアンという心理学者が行った研究結果で明らかになっています。

 したがって、硬い表情でプレゼンを行なった場合、「私たちは自信をもってこのサービスをご提案します」と話していても、聞き手からすれば「うーん、あまり自信があるようには見えないな」という印象を強く受けます。もちろん、引き締まった表情でのプレゼンがふさわしいケースもあるとは思いますが、多くの場合、プレゼンをする人の表情がリラックスしていて温かいとき、プレゼン全体の印象が良くなるということは、研究結果から見ても間違いのないところです。

 

「不随意筋」を働かせよう

 では、どのようにすれば硬い表情をほぐすことができるのでしょうか?… 続きを読む… 続きを読む

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眞山 徳人

眞山 徳人

1981年東京生まれ。監査法人トーマツ(現・有限責任監査法人トーマツ)での経験を経て、合同会社ebsを設立。現在、合同会社ebs副代表、公認会計士。2016年5月に行われた日本最大のスピーチコンテスト全国大会(トーストマスターズインターナショナル主催)にて優勝。以後、公立小学校でのスピーチ授業や経営ゲームといった子供向けのコンテンツから、大手企業向けの社内研修のプロデュースに至るまで、幅広い層に向けてビジネススキル・コミュニケーションスキルのレベルを高めるための活動を続けている。主な著書に「スピーチ・ツリー~どんな場面でも人前でブレずに話せる技術~(洋泉社)」。
(編集:株式会社ネクストアド)

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