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世界のエリートが実践している、正しい脳の休ませ方
2016.12.25

働き続けている脳に「マインドフルネス」で休息を

世界のエリートが実践している、正しい脳の休ませ方

著者 三浦 一志

 休日にしっかり休んだつもりでも体が重い、集中力が続かず他のことに気を取られてしまう、といった状態は、身体ではなく「脳」の疲れが引き起こしている可能性がある。ソファーに座って体を休めていても、昨日の仕事のことや明日の予定など、脳にはいろいろなことが浮かびは消えて、思考を続けていることが多い。

 思考が続く脳は体全体のうち、20%ものエネルギーを消費している。つまり脳を意識して休めないことには、根本的な「疲れ」が取れないのだ。

 そんな「脳」を休める方法として、アメリカの先進企業であるグーグルフェイスブックシスコなどでも取り入れられている「マインドフルネス」が注目を集めている。この「マインドフルネス」の実践方法について、人気のビジネス書「世界のエリートがやっている 最高の休息法」(久賀谷亮著/ダイヤモンド社刊)を元に紹介しよう。

 

思考が続く脳からは、疲れがなかなか抜けない

 現在の働き方では、身体は休めても、脳や心が休めていないことが多い。電子メールやコミュニケーションツールの発達により、会社にいないときでもメール対応などを迫られることが増えたからだ。

 また、仕事上でも成果を求められる場面が多くなっている。目標達成へのプレッシャーに追われ、時間に追われた結果、24時間365日、脳と心がフル回転を続けてしまう。休日に身体を休ませても、脳が癒やされないから、本当の意味での休息にならない。

 そこで、忙しい現代人が時間をかけず、効率よく「脳」を休ませるための方法として「マインドフルネス」が脚光を浴びているのだ。

 マインドフルネスの起源は原始仏教にあるといわれ、19世紀にイギリス人がスリランカを訪れたときに、西洋に持ち帰ったものだという。西洋人が東洋の思想や瞑想法をアレンジしたものであり、もともとの宗教性は排除され、実用的な面だけを取り入れたものだ。

 マインドフルネスの定義はさまざまだが、「今この瞬間の自分の体験に注意を向けて、現実をあるがままに受け入れること」と説明されることが多い。本書はそのなかで「脳と心を休ませる効果的な方法」の部分をクロースアップしている。

 マインドフルネスの効果は、科学的な検証も行われており、アメリカの臨床医学分野のトップジャーナル(権威ある学術雑誌)でも報告がされている。たとえば、70人の医師にマインドフルネスプログラムを実施したところ、… 続きを読む… 続きを読む

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三浦 一志

三浦 一志

1972年生まれ。前職のコンサルタント会社を経て、2006年退職後フリーで企業研修講師、大学講師、専門学校講師、Webコンサルタントとしてとして活動している。(財)日本NLP協会トレーナーアソシエイト、NLPマスタープラクティショナー、ITコーディネーター、情報セキュリティアドミニストレーター、テクニカルエンジニア(ネットワーク)、テクニカルエンジニア(データベース)。

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