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何もかもビッグ!家族で楽しめるカジノ~ラスベガス
2015.01.20

大人の愉しみ 世界の2大カジノ探訪第1回

何もかもビッグ!家族で楽しめるカジノ~ラスベガス

著者 谷垣 吉彦

 欧州やアジア圏など、世界にはカジノを持つ都市が数多くある。日本にもカジノの導入が検討されているが、観光客誘致や外貨獲得に有効であるため、いずれは実現する可能性も高い。またカジノは大人の楽しみとして、世界で広く認知されており、街ぐるみで一つの観光産業としているエリアは数多い。本連載では、ビジネスとしても、利用する側としても魅惑的な、世界のカジノを紹介する。

 初回は世界で最も有名なカジノシティ・ラスベガスを取り上げる。ホテルや娯楽施設など、すべてアメリカンサイズでど派手な魅力にあふれるこの街は、近年では女性やファミリーの旅行先としても人気が高い。

 

「離婚の自由」がカジノを生む

 ラスベガスは米ネバダ州モハーベ砂漠にある。人口60万人強は千葉県船橋市とほぼ同じだが、2013年の年間訪問客数は3,966万8,221人(ラスベガス観光局発表)にのぼる観光産業都市である。うち、海外からの旅行客は20%にあたるおよそ800万人にのぼる。日本政府は「2020年までに外国人旅行客数を2,000万人に」との目標を掲げているが、人口で言えば船橋市ほどの規模の街が、その目標の40%に当たる数字を既に達成していることになる。

 砂漠の真ん中にこのような街ができたそもそもの始まりは、「離婚の自由化」という規制緩和にある。これといった産業がないネバダ州が、窮余の一策として編み出したのが、「一定期間滞在すると自由に離婚できるネバダ州法が適用される」という法律の制定だったのだ。ただ、そうなると「一定期間」に何をして過ごすか、という需要が発生する。これに応えるべく、1931年に賭博が合法化されたことで、離婚希望者以外の観光客も同州を訪れるようになった。

 またハリウッドに近く、ショー・ビジネスの誘致がしやすかったため、著名芸能人のショーやスポーツイベントなど、統合型リゾートとしての機能も、かなり初期段階から充実しており、多様な客層を惹きつけることに成功してきた。

 

意外にカジュアル、上客には割引サービスも… 続きを読む… 続きを読む

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谷垣 吉彦

谷垣 吉彦

フリーランスライター

アダルト層向け商品の販促プランニングや、経営・医療系書籍の企画・立案・執筆など、幅広い分野でライターとして活動する。大阪ミレニアムミステリー賞を受賞するなど、エンターテイメント分野での実績も評価されている。

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