「東京ラーメンショー」は日本最大規模のラーメンイベント。通算6回目となった今回の来場者数は42万人を数え、第一幕(10月24日~29日)・第二幕(10月30日~11月3日)合わせて46種類のラーメンを提供した。
本記事では前回紹介した「第一幕」に引き続き、第二幕で提供された「ご当地ラーメン」に注目。話題になった店を紹介しつつ、現地の店も紹介する。出張や観光の際の参考にしていただく「保存用」としてまとめてみた。
見た目真っ黒スープの「富山ブラック」
富山のご当地ラーメンは「富山ラーメン」という名称よりも「富山ブラック」として認知されている。元祖となるのは「西町大喜」で昭和22年の創業。労働者向けのラーメンとして提供。特徴は「味が濃い」「たっぷりチャーシュー」「たっぷり黒胡椒」「太麺」で御飯のおかずになるように、という工夫がなされていた。そこから他の店へと拡がり、インターネットの普及によりマニアにも話題になった。
全国的に知られるようになったのは、今年も東京ラーメンショーに出店した「麺家いろは」。第1回から出店し、3年連続で売上1位を記録したのだ。それ以降、カップ麺なども商品化され、定着していった。
ほかには「大喜」出身者である「喜八」、「大喜根塚店」、「めん八」などがある。都内では「だらんま」「麺家いろは武蔵小山店」「むてっぽう」などで食べることができる。
背脂ミンチが特徴の「尾道ラーメン」… 続きを読む