日本最大規模のラーメンイベント「東京ラーメンショー」が、10月24日から11月3日までの間、開催された。今年で6年目(6回目)となる今回の来場者数は42万人を数え、第一幕・第二幕合わせて46種類のラーメンを提供した。
今年のテーマは、全国各地のラーメンを集めた「ご当地ラーメン」、有名店同士が組んで作る「コラボラーメン」、今は食べることのできない味を復刻再現した「レジェンド」の3つ。本記事ではその中から「ご当地ラーメン」に注目し、話題になった店を紹介しつつ、現地の店舗も紹介。出張や観光の際の参考にしていただけるよう「保存用」としてまとめてみた。
豚骨ラーメンの発祥「久留米ラーメン」
「久留米ラーメン」は福岡県久留米市を中心に存在する濃厚豚骨ラーメンである。鹿児島以外の九州の豚骨ラーメンは、ほとんどが久留米ラーメンの流れを汲んでいる、と言われ「豚骨ラーメン発祥の地」とも言われている。スープは「博多ラーメン」よりも濃厚で麺は博多より少し太い。海苔が乗ってる店が多い、などの特徴がある。
東京ラーメンショーでは「本田商店」、「龍の家」、「清陽軒」、「味壱家」という地元の人気店4店舗がコラボして提供。それぞれの店のタレやスープ、チャーシューなどを合体させて、最強久留米ラーメンを作り出した。
久留米ラーメンの人気店はこのほか、「大砲ラーメン」、「沖食堂」、「ひろせ食堂」などがある。都内では「龍の家」(新宿)、「くるめや」(新橋)、「福ヤ」(麻布十番)などで食べることができる。
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