人気の記事がひと目で分かる!(第47回)

Bizコンパス月間アクセスランキング 2018年2月

2018.03.26 Mon連載バックナンバー

 Bizコンパスの人気記事をアクセス数順に紹介する「Bizコンパス 月間アクセスランキング」。今回は2月のアクセスランキングを発表します。Bizコンパスのアクセス数1位となったのは、どの記事だったでしょうか?

【Bizコンパス 2018年2月アクセスランキング】
順位 記事タイトル 掲載日
1位 「暗号化ファイルのパスワード別送」は無意味である 2月16日
2位 自治体も注目!受信者の99%が読む通信手段とは 2月21日
3位 日立製作所がSD-WAN導入でめざすネットワーク構想 2月8日
4位 新・営業にダマされない! FMCの選び方 1月31日
5位 なぜあの企業はITインフラの刷新を遂行したのか 2月16日
6位 “イッテQ”の天国じじい、登山家・貫田宗男の仕事術 2016年9月20日
7位 ミクシィをV字回復させた社長の「モンスト」への思い 2017年6月27日
8位 デジタル変革のためにIT人材を確保する一手とは 2月2日
9位 大ヒット商品「ランニング足袋」を生んだ老舗三代目の苦闘 2月8日
10位 会議をダメにする「3つのロス」の防ぎ方 2月20日

 

【第1位】「暗号化ファイルのパスワード別送」は無意味である

 2月のアクセスランキング1位に輝いたのは、以前は当たり前だったものの、今となってはその価値が薄れつつある情報流出対策について触れた「『暗号化ファイルのパスワード別送』は無意味である」(2月16日公開)でした。

 ビジネスパートナーにメールで文書ファイルや表計算ファイルを送付する際、会社によっては、ZIPなどでファイルを暗号化し、その暗号化ファイルを送付し終わった後、パスワードを記したメールをさらにもう1通送付する、というルールを導入している企業もあるかもしれません。しかし、わざわざ1つのファイルを送るだけのに、メールを2通送らなければいけないのは面倒くさい話です。中には「何でこんなことをやらなければいけないのか」と思っている人もいるかもしれません。

 この「暗号化ファイルのパスワード別送」は、決して無意味というわけではありません。たとえば暗号化ファイルの宛先を間違えて送付してしまっても、受信した側はそれを開封するパスワードを知り得ないため、そのファイルは開けません。情報流出を防ぐという点において、『暗号化ファイルのパスワード別送』に意味はあるのです。

 しかし、それも一昔前までの話です。実は、IPA(独立行政法人情報処理推進機構)が公表している資料では、2013年頃までは情報の流出を防ぐ手段として、上記のようにパスワードを別送することが推奨されていました。ところが、2016年に公開された改訂版では、そうした記述はどこにもありません。これは“パスワードの別送には、もはや意味がない”という意味とも受け取れます。

 それでは2018年の現在において、ビジネスパートナーとファイルをやり取りする際、どのような対策をするのが良いのでしょうか? その答えは、ぜひ記事で確認してください。

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【第2位】自治体も注目!受信者の99%が読む通信手段とは

 2位は、携帯電話はスマートフォンを活用した、効果的な顧客接点の手法を取り上げた「自治体も注目!受信者の99%が読む通信手段とは」(2月21日公開)が入りました。

 タイトルにもある「受信者の99%が読む通信手段」とは、相手の電話番号に対しテキストメッセージを送る、携帯電話のSMS(ショートメッセージサービス)機能のことです。知人との連絡手段としてよく使っている人も多いかもしれませんが、最近では、企業から顧客に対する連絡手段としても広まっています。

 顧客に対する連絡手段としてSMSを使用する利点としては、電話や郵便、メールといった連絡方法と比較し、接続率が圧倒的に高い点にあります。本記事によれば、電話によるアウトバウンドコールでの接続率は約30~40%、郵便での反応率は約5%、メールの開封率は10~20%程度であるのに対し、SMSの接続率は99%に達するといいます。

 なぜ、SMSの接続率は高いのでしょうか。その理由には、SMSならではの特性があります。たとえば電話によるコールの場合、着信側が忙しかったり移動中だったりなどで、着信が無視されてしまう恐れがあります。しかしSMSであれば自動的に着信するため、受信者は自分の都合がよい時間に内容が確認できます。郵便のダイレクトメールと比べても、案内の発信から到着までの時間は短縮でき、送料も省けます。さらにEメールと比べても、他のメールに埋没することはありません。

 記事ではSMSの活用法として、支払いの催促・勧告業務やプロモーションなどの活用例が取り上げられています。ビジネスにおいて、多くの人に連絡する場合は「SMS」という選択肢を覚えておくと良いかもしれません。

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【第3位】日立製作所がSD-WAN導入でめざすネットワーク構想

 3位は、日立製作所が「SD-WAN」というテクノロジーを用いて、ネットワークインフラの変革に取り組む事例を取り上げた「日立製作所がSD-WAN導入でめざすネットワーク構想」(2月8日公開)でした。連載「ビジネススピードを加速するIT基盤」の第10回目となります。

 日立グループの中核企業である日立製作所では、自社のネットワークに対し、コストの削減やネットワークの多様性・柔軟性について課題を抱えていました。これらの問題を解決するために、ネットワークをインターネットやパブリッククラウドに切り替える方針を打ち出し、あるサービスの導入を決断します。それが、NTTコミュニケーションズの「SD-WAN ソリューション」でした(厳密にいえば、SD-WANソリューションのいちラインナップであるサービスの「CLOUDWAN」)。

 SD-WANとは、ネットワークをソフトウェアで制御するSDNの技術をWANに適用したものです。ソフトウェアでさまざまな設定を行うことで、柔軟なネットワーク構成ができるというメリットがあります。たとえば、ネットワークの構成を変えたい、アプリケーションに割り当てる帯域幅を変更したい場合、従来は申請から作業が完了するまで最大で数カ月かかる恐れがありますが、SD-WANによってネットワークをソフトウェア化することで、迅速な変更が可能となります。

 同社ではSD-WANに加え、ネットワーク機器やセキュリティ装置の機能を仮想化する「NFV」も活用しています。同社は世界各地に拠点を抱えているため、すべての拠点にセキュリティ機器を配備することになれば、運用管理のための人員や費用は膨大になります。そこで、NFVでセキュリティ機器の機能を仮想化することで、必要な機能を各拠点に提供しつつ、運用管理の負担が削減できます。

 このようにSD-WANでネットワークの改革を進めている日立製作所ですが、導入に際してはある心配があったといいます。その心配とは何なのか? そして同社はどのようにしてその心配を払拭し、SD-WANの正式導入に踏み切れたのでしょうか?

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【第4位】新・営業にダマされない! FMCの選び方

 4位は、営業の売り文句を鵜呑みにせず、ITサービスを正しく導入するためのノウハウを紹介する連載「2018年版・営業にダマされない!ITサービスの選び方」の第1回目「新・営業にダマされない! FMCの選び方」(1月31日公開)でした。

 FMCとは、携帯電話やスマートフォンを固定電話の子機として使う通信サービスのことで、Fixed Mobile Convergenceの略となります。働き方改革の一環として導入を進めている企業も多いでしょうが、実は安易にサービスを選んでしまうと、謳い文句通りの成果は上がらず、かえって導入前よりも不便になったり、コストも高くなってしまうケースもあります。

 たとえば「弊社のFMCサービスを利用すれば、いま使っているスマホや携帯電話で、全国の事業所が“内線エリア”になります! 電話代も削減できます!しかも専用設備は必要ありません」という売り文句を言ってくる営業マンがいるとします。この説明自体は、決してウソではありません。FMCを導入することで、全国の事業所同士の通話が「内線」扱いとなり、電話代が削減できるのは間違いありません。

 しかし、FMCを導入することで、各従業員の端末に基本料金がかかるなど、別の料金負担も増えるケースもあります。つまり、場合によっては、トータルコストでFMC導入前よりも高くなってしまう恐れもあるということになります。

 FMCを導入することで業務が便利になることは確かです。従業員が外出時でも通話対応ができるため、顧客対応の質の向上や、従業員同士のコミュニケーションロスも抑えられます。賢くFMCを導入するために、本記事を参考にしてみてはいかがでしょうか。

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【第5位】なぜあの企業はITインフラの刷新を遂行したのか

 5位は、ITインフラおよび運用業務を見直し、効率的なIT環境を手に入れた宿泊業A社と製造業のB社の事例を取り上げた「なぜあの企業はITインフラの刷新を遂行したのか!?」(2月16日公開)でした。連載「ビジネススピードを加速するIT基盤」の第11回目に当たります。

 企業が成長を遂げることは喜ばしいことですが、一方でITインフラが手付かずになってしまい、その場しのぎの対応を続けている企業もあるかもしれません。これを放っておけば、ITインフラはますます複雑化し、コストやセキュリティリスクの増大など、ビジネスの発展を阻む要因となりかねません。

 宿泊業A社は、まさにそうした状況にありました。数年前から急速にビジネスを拡大したものの、ITインフラはビジネスが成長前に構築されたもので、新たな宿泊施設がオープンする度にネットワークをその場しのぎで追加するといった対応をしていました。そのような状態でSaaSであるGoogle Appsを導入したことで、トラフィックはさらに増大。その結果、Googleハングアウトなどツールが使えず、社内のコミュニケーションに支障が生じていました。

 一方のB社は、5年ほど前までは10拠点程度のビジネス規模だったこともあり、一部の拠点はインターネットVPNで接続、そのほかの拠点はダイレクトにインターネットに接続していました。現在は、100拠点以上を有するまでビジネスが成長。ですが、ネットワークはIP-VPNで構築していたため、機密情報が流出してしまわないか、セキュリティ面に課題を抱えていました。

 こうした問題を解決するために、A社とB社はある対応をとります。それは、3位でも取り上げた「SD-WAN」と「NFV」です。合わせて一読していただきたいです。

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 6位と7位には、公開からしばらく経ったインタビュー記事がランクイン。6位は人気番組「世界の果てまでイッテQ!」に登場する“天国じじい”こと貫田宗男氏に話を聞いた「“イッテQ”の天国じじい、登山家・貫田宗男の仕事術」(2016年9月20日公開)、7位は人気ゲーム「モンスターストライク」やSNS「mixi」を運営する株式会社ミクシィのリーダー・森田仁基氏にインタビューした「ミクシィをV字回復させた社長の『モンスト』への思い」(2017年6月27日公開)でした。

 8位は、デジタルを活用して新たなサービスやビジネスモデルを創出するデジタルトランスフォーメーション(DX)によって、企業経営はどう変わるのかについて予測した「デジタル変革のためにIT人材を確保する一手とは」(2月2日公開)でした。

 9位は、ランニング専用の足袋を開発したきねや足袋株式会社のリーダー・中澤貴之に、開発までの努力や苦労を聞いた「大ヒット商品『ランニング足袋』を生んだ老舗三代目の苦闘」(2月8日公開)、10位は日本能率協会コンサルティングの堀毅之氏が、“残念な会議”を“実りある会議”に変える方法を紹介した「会議をダメにする『3つのロス』の防ぎ方」(2月20日公開)でした。

 それでは、春のBizコンパスを引き続きお楽しみください!

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Bizコンパス編集部

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