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IT死語から日本復活へ
2013.09.28

IT死語の世界第4回

IT死語から日本復活へ

著者 棕澤 和宏

 死語の世界シリーズも今回がラスト。そこで今回は多くの死語を集めて、いうなれば死語供養をしてみたいと思います。あなたはどのキーワードにノスタルジーを感じますか。

 

まずはパソコン編から。日本ならではの苦労が偲ばれます

まずはパソコン編から。日本ならではの苦労が偲ばれます 振り返れば、日本においてパソコンの歴史は「日本語対応」の苦難の道程といえそうです。海外のしくみ(英語)をそのまま適応できないところに、独自の死語の世界が広がっています。
 まずはまだ現役ですが、レガシーの香り漂う「DOS/V」。日本語対応はハードウェアごとが常識だった日本で生まれた、ソフトウエアで日本語表示を可能にしたOSです。またその後のWINDOWS95とともに、PCといえばPC/AT互換機という道が開かれました。それまで隆盛を誇っていたPC-98に引導を渡したともいえます。MacもOSX以前の漢字Talkは、爆弾マーク続出でしたし。
 あと「親指シフト」とかもどこにいったの? という感じで、調べてみたらこんなホームページ『親指シフトキーボードを普及させる会』もまだ存在していて泣かせます。
 QWERTYキーボードで日本語を打つのは僕もいまだに苦痛ですが、泣く子とデファクト・スタンダードには勝てない。言語の問題で入力にハンデがあるのは、本当にツライなあ思います。
 「ラップトップ」なんて言葉も、タブレットが普及したいまでは無意味。後半で出てきますが、もう「ユビキタス」社会ですものね……。

 

ITバブル時代に輝いていた言葉たち

ITバブル時代に輝いていた言葉たち 80年代後半の金余りバブルが弾けたと思ったら、ITバブルが待っていた。ということで、「2001年問題」やノストラダムスの大予言と渾然一体となりながら、前世紀末はITバブルの嵐が吹き荒れました。
 「ドットコム企業」なんて、名前だけでお金の匂いがしたものです。なんのことはない、ただのドメインですから、いまとなってはウチの会社だってekotova.comですよ(笑)
 「ナスダック」も死語と呼ぶにはまだ現役バリバリなのですが、やっぱり当時の勢いというかエラソーな感じはもはやない。茄子にアヒル口をくっつけたイラストもよく見ました。「IPO」も一攫千金と同義語な時期ってありました。
 「クリック&モルタル」なんて、ネットと実店舗の相乗効果が騒がれましたが、いまは家電量販店で見てアマゾンで買う、というある意味で逆のクリック&モルタルが問題になる始末。… 続きを読む… 続きを読む

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棕澤 和宏

棕澤 和宏

広告制作会社エコトバ 代表取締役

業界デビュー作がJ-WAVEのネーミング。以来コピーライターとして20年以上キャリアを積むが、最近はコピーライティングの知識を生かしたWEBサイトのコミュニケーションプランの提案に軸足を移しつつある。

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