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数字のマジックで相手の心をつかむ会話術!
2013.08.31

「デキる人」は知っている言い回しテクニック大公開第4回

数字のマジックで相手の心をつかむ会話術!

著者 黒木 泰二郎

 ビジネスの現場で即使える気の利いた言い回しを大公開する本連載の4回目は、数字のマジックを使った会話テクニックです。スピーチやプレゼンをはじめ、商談や交渉事にも使えるフレーズを紹介します。

 

スピーチやプレゼンなどで使える数字を使った話し方のコツ

スピーチやプレゼンなどで使える数字を使った話し方のコツ 話ベタの人でも説得力のあるスピーチができたり、相手に「頭よさそう!」と思わせたりする数字を使った会話術を紹介します。

『課題は3点あります。まず1点目に……』
 3は、なんとなく納まりがよい数字で、バランスのよい三角形に通じることもあり、人の心に安定感を抱かせます。そのため、人前で話す場合、「現在の課題は3点あります。まず1点目に~」と続ければ、話ベタな人でもそれなりのスピーチができてしまいます。課題を2点しか思いつかない時でも、「3点目の課題は、1点目と2点目をトータルで見た場合のリスク対応です」など、無理やりつじつまを合わせるだけでもよいのです。あなたの話が理路整然とした論理的な意見に聞こえてきて、たちまち説得力を帯びてきます。

『2:8(ニッパチ)の法則で、経営資源を集中することを提案します』
 「2:8(ニッパチ)の法則」とは、イタリアの経済学者パレートが唱えた、集団の報酬や評価が一部の構成員に集中するという経験則のことで、パレートの法則とも呼ばれています。具体的には、「2割の商品(または顧客)が8割の収益を生み出す」「2割の社員が稼ぎの8割を生み出す」がよく使われます。たとえば、会議などで「売り上げ全体の2割を占める製品に経営資源を投入しましょう」「売り上げ貢献度が比較的低い8割の営業マンの底上げを図りましょう」と力説する時に使える数字のマジックです。

『普及率が16%を超えるとシェアは爆発的に拡大します』
 これは、アメリカの社会学者ロジャースが 1962年に提唱した理論で、イノベーター理論ともいわれています。一般に新製品はイノベーター(革新者/2.5%)の購入から普及が始まります。その後、アーリーアダプター(初期採用者/13.5%)に浸透し、普及率が約16%を超えると、市場は一気に成長期に入ると予想されています。実際に携帯電話の普及率の推移を見ると、16%を超えた1996年から急速に普及が加速したそうです。

『新興国が年10%ずつ成長するなら、7年でGDPは約2倍になります』
 これは、複利計算の出し方である「72の法則」を応用したものです。
72の法則とは元のデータが2倍の大きさになるまでの大体の期間を求める方法で、… 続きを読む… 続きを読む

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黒木 泰二郎

黒木 泰二郎

フリーランスライター&コピーライター、ディレクター

広告制作会社から独立後、フリーランスライターとして新聞、雑誌、ウェブなどさまざまなメディアで活躍。得意分野はIT、オーディオ、自動車、教育、保険、住宅など。取材・執筆をはじめキャッチコピー、ネーミング、販促企画、翻訳リライトなど多様なライティングニーズに対応可能。
Facebook: http://www.facebook.com/taijiro.kuroki

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