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気の利いた会話、話題の提供の仕方
2013.10.28

元客室乗務員が教える経営者のためのビジネスマナー第8回

気の利いた会話、話題の提供の仕方

著者 大石 信子

 皆さまこんにちは。株式会社ミントスのビジネスマナーインストラクター大石信子でございます。前回の「食事のマナー、お箸の使い方」はお読みいただけましたでしょうか。今回は「気の利いた会話、話題の提供の仕方」についてお話いたします。

 

話し上手は聞き上手

 人とお話をするのが苦手な方がいらっしゃいます。何を話してよいのか分からない。特に、仕事の話とか、製品の説明は立て板に水のごとく話せるのに、なかなか会話が盛り上がらないという方、話すということを意識しすぎていませんか? 何を話そう、何を説明しようと頭がいっぱいになっていませんか? ちょっと待ってください、あなたの前にいる方はそのお話が聞きたいのでしょうか? 話題を提供しようと思うあまり、ついその点を忘れがちです。

 ご自身が興味のある話題ですと話していても楽しいですし、いくらでも話すことができます。しかし、ご自身がまったく興味のない話を延々と聞かされるのは苦痛以外の何物でもありません。話し上手と言われる人は決して話が上手な人ではありません。その人と話していると楽しくなりいつまでも話していたい思わせる人とは、自分の話を興味深く聞いてくださる人のことです。自分の話を楽しそうに、興味深そうに聞いてくれる人と話をするのは誰でも楽しいものです。
 しかし、ただ黙って聞いているのではやはり話しにくいのです。ためしに、壁に向かって話してみてください。何も反応のない壁に向かって何か話をしようとしても、たった1分話すのでさえむずかしいと思います。壁に向かって話すなどということはありえないとお思いかもしれませんが、現実には壁と同じような反応をしている方をよく見かけます。うれしいのか、悲しいのか喜怒哀楽をほとんど表情に表さず、淡々と聞いている人がいます。そういう方と話をしていると、自分の話を聞いてもらっているのか、理解してもらっているのかわかりません。つまり、壁と同じです。そのような方は話し上手には決してなれません。… 続きを読む

大石 信子

大石 信子

株式会社ミントス 取締役副社長

日本航空株式会社 客室乗員部 国際線客室乗務員・ビジネススクールスチュワーデス課講師・JALコーディネーションサービス(現JALアカデミー)接遇マナーインストラクター・大手金融機関CS指導員を経て2007年に株式会社ミントスを設立、取締役副社長に就任。2008年より城西国際大学観光学部ビジネスマナー講師として教鞭をとる。
接遇マナーインストラクターとして20余年、主に金融機関、介護福祉施設を中心に年間100回近くの研修、講演の依頼がある。
株式会社ミントス http://mintos.jp

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