エアガンで撃ち合うサバイバルゲームは、コアなオタクの趣味と思われがちでしたが、最近ではプレイする人が急増中。女優の黒木メイサさんが「はまっている」とカミングアウトしたことから、女性プレイヤーも増えています。ただ撃ち合うだけでなく、戦術を考えてチームで戦う楽しみには、奥深いものがあります。
女子も! サバゲーファン急増中!
サバイバルゲームはエアガンを使って撃ち合う、「大人の戦争ごっこ」です。1983年頃日本で始まったといわれていますが、コアなミリタリーオタクの趣味とみなされていて、一般にはあまり普及してきませんでした。迷彩服や高価なエアガンを購入しなければならないことや、エアガンとはいえ撃たれると多少の危険性があることなどが敬遠されたためです。
最近になって、エアガンの規格が定められたり、装備が充実したりしてきたことで、危険性はほとんどなくなり、「サバゲー好き」を公言する有名人が増えたこともあって、楽しむ層が一気に広がっています。特に、女優の黒木メイサさんがテレビ番組などで「はまっている」とカミングアウトしたことで、女性のプレイヤーが急増。参加者の半数以上が女性というサバイバルゲーム会場も珍しくなくなってきました。
サバゲーの楽しみ方
サバゲーでは、主に電池を動力とするエアガンを使います。弾はBB弾と呼ばれる直径6ミリくらいの小さな球で、屋外の会場では、環境に配慮して自然に還る「バイオ弾」を利用することをルールにしているところもあります。
さまざまな楽しみ方がありますが、数人でチームを組み、お互いの旗を取り合うのが一般的。撃たれたプレイヤーは「死亡」したとみなされて、フィールドの外に出されます。相手の旗をとるか、相手のプレイヤーを全滅させると勝ちです。
一般的には業者が運営する専用のフィールドでプレイします。自然豊かな森や、砂漠、市街地を模したものなど多様なフィールドがあるので、状況に合った作戦を考えるのも、大きな楽しみです。屋内フィールドを提供しているところもあるので、天候や暑さ寒さを気にせずプレイすることもできます。… 続きを読む