中高年ビジネスマンのために、最新IT・デジモノ用語をわかりやく解説するシリーズ。第4回は、オンラインストレージなど多種多様のサービスをインターネット経由で利用できる「クラウドサービス」です。今注目されている理由をはじめ、サービスの種類、仕事に活用するコツなども紹介したいと思います。
そもそも「クラウドサービス」って何だろう!
ここ数年、クラウドという言葉をよく耳にするようになってきました。ネットワークを「クラウド=雲」のような概念としてとらえ、その雲の向こうからサービスが降ってくるような環境のことをクラウドコンピューティングと呼んでいます。この技術を使って提供されるサービスが「クラウドサービス」です。
インターネットを介して必要な時に手軽に利用できるクラウドサービスのメリットは以下になります。
・初期・運用コストがゼロ(有料版もあり)
・スピード感(インストールの手間がかからない)
・データをバックアップできるので安心
・保守・メンテナンスが不要
・さまざまな端末との情報共有が可能
・メモリ容量を取られないので、パソコンを快適に動作可能
メール、データ共有、ノート、書類の編集など、多彩なサービスを利用可能!
さて、こうしたクラウドサービスには実際にどんなものがあるのでしょうか? 多種多様なものがありますが、代表的な種類として以下のものがあります。
【Webメール】
ブラウザ上でメールアプリを起動するしくみとなっているため、外部のパソコンやスマホからメールをチェック可能です。
例:Yahoo!メール、Gmail(ジーメール)、Hotmail(ホットメール)
【オンラインストレージ】
写真や動画、データなどをクラウド上に保管でき、スマホなど共有できるサービス。他のユーザーとフォルダを共有してデータの受け渡しもできます。
例:Dropbox(ドロップボックス)、… 続きを読む