中高年ビジネスマンのために、最新IT・デジモノ用語をわかりやく解説するシリーズ。第14回は、Mobage(モバゲー)、mixi(ミクシィ)、GREE(グリー)などのSNS(Social Networking Service/ソーシャルネットワーキングサービス)上でアプリとして提供され、ユーザー同士で交流しながら遊べるゲームの総称である「ソーシャルゲーム」について解説します。
SNS上で利用でき、友人とプレイをシェアできるのがソーシャルゲーム
「ソーシャルゲーム」とは、「Mobage」「GREE」「mixi」「Facebook」などのいわゆるSNSの会員になった後、メールや日記などユーザー間のコミュニケーションツールの一環として利用できるオンラインゲームのことです。
ソーシャルゲームは、ニンテンドー3DSやWii、PSP(PlayStationPortable)のようなゲーム機でプレイするコンシューマゲームとは異なり、基本的にハードやソフトを購入しなくてもパソコン、携帯電話、スマートフォン(以下スマホ)で遊ぶことができます。また、SNS上で設定したニックネームやアバターでゲームが遊べたり、友達をゲームに招待したりもできます。さらに、ソーシャル(交流)機能を利用し、ゲームの中で友だちをつくって協力したり、競い合ったりできるゲームも多いようです。
国内のソーシャルゲームは、カード集めやガチャガチャなど日本独自のゲーム文化を継承
一方、最近のスマホ人気を背景に、アプリマーケット(iPhoneのAppStore、Android端末のGooglePlayStore)で提供されるゲームで遊ぶ人が急増しています。SNSプラットフォームと連携せずに単体でアプリマーケットに置かれるこうした「直置き」型のゲームは、独立したゲームアプリをひとつひとつスマホにダウンロードして遊ぶ点で、ゲームソフトを選んで利用するコンシューマゲームに近いかもしれません。ソーシャルゲームは、あくまでSNSを通じて提供されるもので、カード集めやガチャ(ガチャガチャゲーム機のような電子くじ)など、日本的なゲームの要素も備えているのが大きな特徴だといえます。
これまで紹介した日本国内で現在流通している3つのコンピュータゲームをまとめると以下のようになります。… 続きを読む… 続きを読む