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新時代の基準 その家は売れるか? 貸せるか?
2013.10.26

住まい購入の裏技、こっそり教えます第8回

新時代の基準 その家は売れるか? 貸せるか?

著者 谷垣 吉彦

 快適に暮らしたい……そう考えて購入する住まいですが、実は多くの世帯にとって、最大の資産でもあります。老後や生活資金がショートした際など、売却したり賃貸に出したりするなど、うまく利用できれば、暮らしの自由度と安心感が深まります。終身雇用が崩れつつある中、今後は住まい選びの新しい基準になっていくでしょう。

 

その住まいは売却できるか?

 新居を購入するとき、将来的に売却するときのことまで考える人は少数派です。そのため、基本的には購入時における家族の好みやニーズに合わせて、立地や間取り、設備などを選ぶことになります。ときには好みに合わせるために、高額の部材や設備を導入するケースもあるでしょう。
 ただ、そうやって選択した住まいは、必ずしも万人の好みとは一致しません。たとえば、壁を真っ赤に塗った場合、施主の好みにはぴったりかもしれませんが、中古物件として販売する際には、人気薄で市場価格は低迷するでしょう。つまり、資産となる住まいを選ぶためには、自分の家でありながら、「商品」として検討する必要があるのです。
 商品だとすると、新居の購入は「仕入れ」にあたります。長期的な価値を見越して仕入れる商品は、20年、30年と歳月を重ねても資産価値が落ちない、あるいは上昇が見込めるものを選ばねばなりません。かつて土地神話が根強く信仰されていた時代と違い、昨今では土地はむしろ値下がりするのでは、という懸念が強くなっています。少子高齢化が進み、人口そのものが減少しているのですから、ある意味自然な予測といえるでしょう。そんな中、価値が残りやすい物件は、やはり便利な都市部でターミナル駅に近いなど、アクセスの良いものに限られてきます。田舎住まいは、少なくとも住まいを資産と考える上では、得策ではありません。… 続きを読む… 続きを読む

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谷垣 吉彦

谷垣 吉彦

フリーランスライター

アダルト層向け商品の販促プランニングや、経営・医療系書籍の企画・立案・執筆など、幅広い分野でライターとして活動する。大阪ミレニアムミステリー賞を受賞するなど、エンターテイメント分野での実績も評価されている。

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