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もう会議室に集まる必要なし、新世代ホワイトボード
2017.06.19

海外IT動向ウォッチング 2017年4月~2017年9月第11回

もう会議室に集まる必要なし、新世代ホワイトボード

著者 Infostand

 スマートフォンのような小さな画面は、パーソナル利用に向いています。では、大きな画面に向いている使い方は何かというと、「コラボレーション」です。特に最近では、大画面デバイスの”ホワイトボード”というカテゴリの製品がホットになっています。

 グーグルは先ごろ、「Jamboard」(ジャムボード)というデジタルホワイトボード製品を投入しました。

 

グーグルの大画面デジタルホワイトボード

 Jamboardは、4Kに対応した55インチ画面で、スタンドや壁面に取り付けます。画面に指やペンで文字や図を描いたり、「白板消し」で消したりして、普通のホワイトボードのように使います。またデジタルならではの機能として、文字や図をドラッグ&ドロップしたり、文字認識で手描きから活字に変換したりできます。こちらのデモ動画で、利用場面を見ることができます。

 この製品の真骨頂は、ネットワーク機能です。相手がどこにいても、ネットでつながっていれば、共同作業ができます。遠隔地のユーザーとパソコンやタブレットで同じ画面を見ながら、同時に書き込めます。このほか、内蔵カメラでのテレビ電話やネット中継、遠隔プレゼンなどもできます。

 Jamboardを試用した米テクノロジーメディア、ザ・バージのライターは、その使用感を絶賛しています。

 この製品はすごく簡単に使い始めることができて、使うのが驚くほど楽しい。書き始めると、そのテキストや描いたものが画面上に現れる。いろいろなサイズや色で描けるツールがあるほか、本当にすごい手描き認識機能があって、私が描いた判読不能なマークを意味のあるものに変換する。

 製品名のJamboardは、集まることの「jam」(ジャムセッションのジャムと同じ)から来ています。価格は4,999ドル(約55万円)で、年間サポート料600ドル(約6万6,000円)が別途かかります。

 

デジタルホワイトボードにIT大手参入

 デジタルホワイトボードはこれまで、主に教育市場を狙ってメーカーや専業ベンダーが販売してきました。1991年にカナダのスマートテクノロジーズ(シャープの親会社の鴻海精密工業が買収)が「スマートボード」として製品化したのが最初とされています。

 日本でも、… 続きを読む… 続きを読む

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